...この人の前には梅素玄魚という人がいた...
淡島寒月 「明治十年前後」
...堯使レ鯀治レ水、不レ勝二其任一、遂誅二鯀于羽山一、化為二黄能一、入二于羽泉一、黄能即黄熊也、陸居曰レ熊、水居曰レ能、帰蔵云、鯀死三歳不レ腐、剖レ之以二呉刀一、化為二黄龍一、堯命二夏鯀一治レ水、九載無レ蹟、鯀自沈二於羽淵一、化為二玄魚一、時揚レ鬚振レ鱗、横二修波之上一、見者謂為二河精一、羽淵与レ河通レ源也、海民於二羽山之中一、修二立鯀廟一、四時以致二祭祀一、常見下玄魚与二蚊龍一跳躍而出上、観者驚而畏矣、至レ舜命レ禹疏レ川尊レ岳済二巨海一、則二一、而為レ梁踰二翠岑一、則二神龍一而為レ馭、行二日月之墟一、惟不レ践二羽山之地一、此説話は国民固有の龍神信仰と、洪水説話の英雄の父とを、結合したるものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...化して玄魚となりしと云い...
高木敏雄 「比較神話学」
...その玄魚に化せしと云い...
高木敏雄 「比較神話学」
...その玄魚となり、黄能となり、或は黄龍となりしも、また其の神として祀らるに至りしも、等しく同様の事情による...
高木敏雄 「比較神話学」
...此所には戯作(げさく)などをした玄魚(げんぎょ)という人のビラ屋があった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...傭書家には宮城玄魚がある...
森鴎外 「細木香以」
...香以は旧交を温(たず)ねて玄魚...
森鴎外 「細木香以」
...香以は玄魚と魯文との相方(あいかた)を極めさせ...
森鴎外 「細木香以」
...添画の方は、芳幾、輝松、玄魚、月耕など初期に属する...
山本笑月 「明治世相百話」
...梅素玄魚の三名が黒表紙の『評判記』を出したのは明治十一年から二十年まで...
山本笑月 「明治世相百話」
...玄魚は是真風の絵をかき...
山本笑月 「明治世相百話」
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