...ごた/\と犬に引かせた橇に乗つて獲物を狩つて歩く...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...宇宙万物を神の所作と見る時一個の人を獲(え)るまでのその準備...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...獲物を期待するもののように...
江戸川乱歩 「影男」
...何がな目ぼしい獲物はないかと此のあいだじゅうから外を漁って歩いたゝめに...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...獲たる資財をうけつぎて享樂すべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...前者に先験的な根拠を与えることによって自然に就いての哲学的概念を獲得するという課題それ自身が誤っていることには少しもならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...こうして立派に挙国一致を獲得したのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...ともすれば貞操蹂躪(じゅうりん)の訴訟に金銭を獲(え)んとしてかへつて弁護士の喰物となるも...
永井荷風 「桑中喜語」
...南アフリカで獲(と)れた奇魚などに...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...それで普通は獲ると直ぐこの針を切り落してしまうのですと魚屋は説明してくれた...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...獲物はいつまでも尽きなかった...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...ダイヤは獲物の一部になるはずでした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...そして疑いもなくかかる牧畜または農業という食物獲得手段は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...日本左衛門という大きな獲物(えもの)が...
吉川英治 「江戸三国志」
...あわてて反対なほうへ逃げてゆくと趙雲(ちょううん)の軍が待ちかまえていて、「孟獲...
吉川英治 「三国志」
...目に見えるもの以上な巨利を獲得した...
吉川英治 「新書太閤記」
...それらを獲得せんと努力するのを奨励されることを...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...父さんが生きたまま持って帰った猟の獲物(えもの)は...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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