...老獪(ろうかい)とは...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...僕にはそれが却(かえっ)て老獪(ろうかい)に響いた...
海野十三 「階段」
...狡獪(こうかい)にもこれを享楽のためとは言わずして...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...いやらしく老獪(ろうかい)な検事との一問一答の内容でありますが...
太宰治 「女の決闘」
...犬に対する先天的な憎悪と恐怖から発した老獪(ろうかい)な駈け引きにすぎないのであるが...
太宰治 「畜犬談」
...狡獪の策を弄して勇猛の將ヘクト,ルを退けて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そして相当狡獪(こうかい)な彼の激情に動かされて...
徳田秋声 「仮装人物」
...智慧者(ちえしゃ)の安さんは狡獪(ずる)くて軟(やわらか)な皮をかぶって居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...学という言葉がこうして抑々老獪な二義性を有っていることを忘れてはならぬ...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...其の實頗る老獪なる人物なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...狡獪(かうくわい)な髪結(かみゆひ)等いづれも生々(いきいき)とした新しい興味を以て写し出されてゐる...
永井荷風 「虫干」
...それでも狡獪(かうくわい)な雀(すゞめ)の爲(ため)に籾(もみ)のまだ堅(かた)まらないで甘(あま)い液汁(しる)の如(ごと)き状態(じやうたい)をなして居(ゐ)る内(うち)から小(ちひ)さな嘴(くちばし)で噛(か)んで夥(したゝ)かに籾殼(もみがら)が滾(こぼ)された...
長塚節 「土」
...見やう見真似で狡獪になり……*聯合教(ウニャ)を奉じて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ひいきめにみても老獪(ろうかい)という感じはまぬかれない...
山本周五郎 「いさましい話」
...燕作(えんさく)はソロソロ狡獪(こうかい)な本性(ほんしょう)をあらわして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...老獪(ろうかい)な家康が...
吉川英治 「新書太閤記」
...狡獪(こうかい)な奉行の程(てい)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...狡獪(こうかい)な頼朝は口を拭いて...
吉川英治 「親鸞」
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