...禽獣肉はあまり食べたことがない...
...さまざまの獣肉(じゅうにく)を店頭(みせさき)に吊(つる)した処には...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...獣肉はうますぎる...
種田山頭火 「其中日記」
...肉類の中の結核獣肉中に結核の有無を見るには従来ただこれを切開して吟味するより外に手段はなかったが...
寺田寅彦 「話の種」
...今は魚鳥獣肉何でも食(く)う...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その頃はまだ多くの人の食わなかった獣肉をよく食べたもので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...藩地でも獣肉は高価であったから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いり豆の外に獣肉の汁をこしらえて飯を食うことになっていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...海獣肉と魚肉だけで...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...おりおりは魚類獣肉を用いたきものなり...
福沢諭吉 「慶応義塾新議」
...返礼に獣肉を易の門内に再三送ったと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...神山に隠れ棲む処へ子分ども諸獣肉を献上す...
南方熊楠 「十二支考」
...獣肉を忌む神にも供えまた家内で食うも忌まず...
南方熊楠 「十二支考」
...(a)その嗜好の中に(すなわち獣肉魚肉・酒あるいは水・に対し)無頓着があるかどうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また獣肉よりも魚肉の方がうまいという者にとっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...獣肉こそ食べてはならぬが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...獣肉を刺して炉の灰に立ててある金串(かなぐし)を取り...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...英国のユニオン獣肉会社のトラストが北露漁場の漁業権を買収しようとしたとき...
横光利一 「上海」
...熟れたる果実や獣肉にも飽き...
吉川英治 「三国志」
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