...彼は獣的な力で相手を一撃で倒した...
...獣的な直感で、何かが起こる予感がする...
...彼女は獣的な美しさを持っている...
...あの映画は獣的な残酷描写があるので、苦手な人は見ない方がいい...
...彼は獣的な食欲でたくさんの肉を食べた...
...だが彼等は敏捷さよりも獣的の力をより多く示すように思われた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...また獣的の雑婚時代の旧態に還元せんとするが如きは...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...自然を尊ぶというその自然の意義が進化の初程(しょてい)に於ける獣的生活の状態を指すものであるならば...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...その単純な半獣的存在を続けた...
大杉栄 「征服の事実」
...追い詰められかけている人民の野獣的な顔付...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しかし例えばある神性と同時にある狂暴性を具えた半神半獣的のビーイングの歓喜の表現だと思って見ると...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...何かしら獣的な溌溂とした力強いものが...
豊島与志雄 「悪夢」
...昼間もそういう獣的な考えからのがれることができなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...痛ましい獣的な淫乱(いんらん)だ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...獣的な香水の匂が...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...猛獣的に強くなっているからである...
新渡戸稲造 「自警録」
...野獣的にもあらず...
新渡戸稲造 「武士道の山」
...こうなると人間は獣的嗜慾(アニマルアペタイト)だけだから...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...中年になって真面目になったその私が再び女に手を出す――全く獣的生活に落ちて...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...その狂暴残虐なこと言語に絶し屍体はすべて野獣的に切断され...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...人鬼ジャックがじつに野獣的に...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...妙に厚ぼったく太い髪と顔下半分の獣的な表情は...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...平常は程よくつつみかくしている獣的な個性までを遺憾(いかん)なくさらけ出して惜しまないことも...
吉川英治 「江戸三国志」
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