...今度は大蛇(だいじゃ)とか一角獣(いっかくじゅう)とか...
芥川龍之介 「おぎん」
...博士に対する怨恨に燃えて野獣のようになっていた...
海野十三 「地球盗難」
...なぜ○○獣を別々に離して置かないと危いのですか」「うん...
海野十三 「○○獣」
...これらの不幸な子どもたちが寒さや飢えで死んだり貪欲な野獣によって裂かれるよりは奴隷になるより仕方が無かったからであった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...貴女に取ってはほんにどうでもよいような小さい獣ですけれど...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...親愛なる猛獣(もうじゅう)さん...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...猛獣かなんぞのように私の膝(ひざ)にもこうして鈴をつけておくんです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「約束を破るのか」「旦那、駕は、一体――」「この、獣っ、黙って引込んでろ...
直木三十五 「南国太平記」
...獣のように突出た口をしている...
中島敦 「牛人」
...鳥獣の寝息……いやいやそれよりも...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...あなたのように高等教育を受けて世の中へ出たての人はとかく雷獣輩(はい)が食物(くいもの)にしたがるものですから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...鋭い切尖を膃肭獣の頸のあたりに突き刺した...
久生十蘭 「海豹島」
...これもあまり柄のよくない「膃肭獣(オットセイ)の曲芸」がすでに先着していて...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...今こそあなたといふ人がよく分りました! あなたは獣(けだもの)です...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...私の両脚の猛獣捕獲器の如きバネ仕掛けと...
牧野信一 「夜見の巻」
...自分は動物園の鉄圏堅くてなかなか猛獣が出で来るべきにあらずと知悉すれど...
南方熊楠 「十二支考」
...死にかけた獣どうしの闘争に似ている)(二人がいい争いはじめた頃から...
三好十郎 「胎内」
...かえって狒々(ひひ)の獣情に油をそそぎかけたようです...
吉川英治 「江戸三国志」
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