...猫石と呼ぶものあり...
大町桂月 「房州紀行」
...かの鋸山の猫石と一樣の附會とぞ覺えし...
大町桂月 「房州紀行」
...下りて、天然の石をそのまゝに刻みたる大佛を見上げ、なほ下りて海岸に出でて、猫石を見る...
大町桂月 「房州の一夏」
...猫石眞の猫の如しと喜ぶものもあらむ...
大町桂月 「遊羽雜感」
...ここらで一ぷくやって参りましょうかね」銀ごしらえの脇差が腰をかけたのは名代の猫石...
中里介山 「大菩薩峠」
...「これが古(いにし)えの蔦(つた)の細道(ほそみち)、この石が猫石で、それ猫の形をしていましょう、あれが神社平(じんじゃだいら)」「なるほど、本街道はたびたび通るが、蔦の細道というのはこれが初めてだ」「時に親方」銀ごしらえは改まった言葉つき、旦那と呼んでいたのが親方になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
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