...倉地は飲み終わった茶(ちゃ)わんを猫板(ねこいた)の上にとんと音をたてて伏せながら...
有島武郎 「或る女」
...猫板ドンとやって...
泉鏡花 「薄紅梅」
...」弦光は猫板に握拳(にぎりこぶし)を...
泉鏡花 「薄紅梅」
...直ぐそこの長火鉢を取巻いて、三人ばかり、変な女が、立膝やら、横坐りやら、猫板に頬杖やら、料理の方は隙(ひま)らしい...
泉鏡花 「歌行燈」
...濁り鮒(ぶな)腹をかへして沈みけり蠅(はえ)よけもかぶせて猫は猫板に六月十九日 家庭俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...三十五猫板(ねこいた)のうえで...
徳田秋声 「爛」
...猫板の上の涙を拭き取った...
豊島与志雄 「変な男」
...猫板の上に置いたのを...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...長火鉢の猫板の上へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長火鉢の猫板の上へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猫板の上にかつん...
林芙美子 「朝夕」
...まさか命をとるとはいわなかろう」といってムックリ起ると猫板に頬杖をつき...
久生十蘭 「魔都」
...小さい硝子瓶(ガラスビン)を猫板の上にのせて...
平林初之輔 「二人の盲人」
...ちやうど彼女等の要求するほどの金を長火鉢の猫板の上にそつと置いた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...すぐ猫板の上に置きますの...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...猫板(ねこいた)などを撫(な)でた...
山本周五郎 「さぶ」
...猫板に乗せてあった一本まで...
吉川英治 「江戸三国志」
...猫板から肘(ひじ)を離して...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
