...猩々(しょうじょう)の様に真赤になっていた...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...百分の一近辺のものは猩々(しょうじょう)...
寺田寅彦 「話の種」
...大猩猩が存分に舞い狂う...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...「猩々斎と来た日にゃ苦手だぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女猩々(めしやう/″\)とも言はれる位で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猩々は室に這入る時...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々がそれに手を出したのだらう...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々はまだつかまらないでいるのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...その鞭を見ると猩々はたちまち部屋の扉から跳び出し...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...猩々能く言へども禽獣をはなれず...
牧野信一 「貧しき日録」
...お絲も猩々緋(しょうじょうひ)のような唐紅に彩られそめたと思ったら...
正岡容 「圓朝花火」
...猩々はもと々と書く...
南方熊楠 「十二支考」
...猩々の謡曲には猩々を潯陽江(じんようこう)の住としたが...
南方熊楠 「十二支考」
...猩々上陸遊行するを殺した報いの津浪で全滅したとか(『若狭郡県志』二...
南方熊楠 「十二支考」
...只見二猩紅亂點一...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...金襴と猩々緋(しょうじょうひ)の茵(しとね)の上に横たわるも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...猩々緋(しやう/″\ひ)だ...
與謝野寛 「南洋館」
...僕は何時(いつ)しかコバルト色の服と猩猩緋(しやうじやうひ)の胴衣(ストン)を着た此(この)国の青年海軍士官と仏蘭西(フランス)語で話し乍(なが)ら歩いた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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