...猩紅熱(しょうこうねつ)は殆ど無く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...幸子は去年悦子の猩紅熱(しょうこうねつ)の時に雇ったあの「水戸ちゃん」に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...百分の一近辺のものは猩々(しょうじょう)...
寺田寅彦 「話の種」
...この猩々爺(しょうじょうじい)さんが...
豊島与志雄 「天狗の鼻」
...永遠に初夏晩秋の夕陽(せきよう)は猩々緋(しょうじょうひ)の如く赤かるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...大将分らしい猩々の音声は...
中里介山 「大菩薩峠」
...その舞の猩々であることが分る...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...そこで猩々は自分一人の所有になつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々を部屋に閉ぢ籠めて置いて...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々は窓の下へ駆け寄つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々は同じ棒を伝つて下りて来るより外はないから自分で羂(わな)に掛かつたやうなもので...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々は最初いたづらをする積りであつたのに...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々は力一ぱい剃刀で吭(のど)を切つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...レスパネエ夫人の家に駆け着けた人々が、梯子を登りながら聞いた声は、猩々の叫声と、窓からどなつた水夫の声とであつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々は、扉がうち破られるすぐ前に、避雷針を伝って部屋から逃げ出したにちがいない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...黒猩、ゴリラ、猩々に次いで人に近い猴で歯の形成はこの三者よりも一番人に近い...
南方熊楠 「十二支考」
...アリストテレスが夙(はや)く猴を有尾、無尾、狗頭の三類に分ったは当時に取っての大出来で、無尾は猩々、猿猴等、日本の猴等は有尾、さて狗頭猴はアラビアとアフリカに限り生ずる猛性の猴だが、智慧すこぶる深く、古エジプトで神と崇められた...
南方熊楠 「十二支考」
...猩々緋(しょうじょうひ)の服の上に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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