...若し人間と猩々(しやう/″\)と交合させたら...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「尼」
...黒猩々の檻の前に立つた...
薄田泣菫 「茶話」
...黒猩々の事ばかしである...
薄田泣菫 「茶話」
...百分の一近辺のものは猩々(しょうじょう)...
寺田寅彦 「話の種」
...猩々のうしろには頼政(よりまさ)が出没しているという有様で...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前は猩血のようなのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その舞の猩々であることが分る...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...猩々は窓の下へ駆け寄つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...そのとたんに猩々のきよろ付く目が窓を見ると...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...ここに書いてある種の猩々でなければ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...猩々はもと々と書く...
南方熊楠 「十二支考」
...『礼記(らいき)』に〈猩々善く言えども禽獣を離れず〉など支那に古く知れたものでもと支那の属国交趾(こうし)に産したらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...古書に、〈猩々黄毛白耳、伏して行き人のごとく走る、頭顔端正、数百群を成す〉などあるが、一つもオラン・ウータンに合わぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...猩々の謡曲には猩々を潯陽江(じんようこう)の住としたが...
南方熊楠 「十二支考」
...黒猩、ゴリラ、猩々に次いで人に近い猴で歯の形成はこの三者よりも一番人に近い...
南方熊楠 「十二支考」
...蝉(せみ)だとか牡丹(ぼたん)だとか中でも不思議なのは猩々(しょうじょう)で盃(さかずき)を手に持つ図柄であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...猩猩(しやう/″\)党は何処(どこ)かで飲み倒れて仕舞(しま)つたのであらう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「あれは駝鳥か猩々(しょうじょう)の牝(めす)か」と囃(はや)した...
吉川英治 「三国志」
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