...お祖母(ばあ)様と黒猩々(くろしやう/″\)5・24(夕)最近西部戦線で...
薄田泣菫 「茶話」
...仮面の中より見下ろしていた猩々は...
中里介山 「大菩薩峠」
...夢に死し夢に生まるゝ朝寝坊起きて苦を知る釈迦(しゃか)よりはましと猩々庵原松(しょうじょうあんげんしょう)の狂歌にある...
新渡戸稲造 「自警録」
...一本氣の猩々齋が腹を立てることでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「猩々齋と來た日にや苦手だぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...馬場猩々斎(しょうじょうさい)様で」「御存じかの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おとなしくなったようだ」猩々の子供は持役(もちやく)は終ったというこなしで...
久生十蘭 「蝶の絵」
...己が猩々の持主だと認めてゐる...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...すると猩々が閉ぢ籠めてあつた室から脱け出して...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...その時猩々の激怒は変じて恐怖となつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々の行方には構はずにゐたと云ふのである...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...「キュヴィエ(14)のこの章を読んでみたまえ」それは東インド諸島に棲(す)む黄褐色の大猩々(おおしょうじょう)を解剖学的に...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...そうして猩々緋の花火が砕けた...
正岡容 「圓朝花火」
...猩々上陸遊行するを殺した報いの津浪で全滅したとか(『若狭郡県志』二...
南方熊楠 「十二支考」
...先ず猩紅熱からして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...島が数馬の着ていた猩々緋(しょうじょうひ)の陣羽織の裾(すそ)をつかんであとへ引いた...
森鴎外 「阿部一族」
...猩々緋(しやう/″\ひ)だ...
與謝野寛 「南洋館」
...猿は猩々の表情と姿で抱き合ふ人間だ...
與謝野寛 「南洋館」
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