例文・使い方一覧でみる「猜」の意味


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...その耳はやむ時なき疑(さいぎ)に震えている...   その耳はやむ時なき猜疑に震えているの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...それは働きのない人間どもが他人の成功を(そね)んでいうことで...   それは働きのない人間どもが他人の成功を猜んでいうことでの読み方
有島武郎 「星座」

...眼鏡越に時々疑深い樣な目付をする...   眼鏡越に時々猜疑深い樣な目付をするの読み方
石川啄木 「菊池君」

...地球人類がお互い同士に疑(さいぎ)し...   地球人類がお互い同士に猜疑しの読み方
海野十三 「地球発狂事件」

...若し隠れた通路があるとすれば……」川手氏の疑(さいぎ)は果てしがないのである...   若し隠れた通路があるとすれば……」川手氏の猜疑は果てしがないのであるの読み方
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」

...そしてそれに対する疑心の発生を十分に防がなければならぬ...   そしてそれに対する猜疑心の発生を十分に防がなければならぬの読み方
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」

...文芸上の天才には時として(敏感性の半面として)甚だしい疑の発作があります...   文芸上の天才には時として甚だしい猜疑の発作がありますの読み方
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」

...まるで背むしか小人(こびと)のように、疑心が強くて、怒りっぽい...   まるで背むしか小人のように、猜疑心が強くて、怒りっぽいの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...その頃の世の中には疑(さいぎ)と羨怨(せんえん)の眼が今日ほど鋭くひかり輝いていなかったのである...   その頃の世の中には猜疑と羨怨の眼が今日ほど鋭くひかり輝いていなかったのであるの読み方
永井荷風 「雪の日」

...既に成人した息子達にも疑の眼を向けずにはいられない...   既に成人した息子達にも猜疑の眼を向けずにはいられないの読み方
中島敦 「妖氛録」

...これは疑ではなく的確な批評かも知れなかつた...   これは猜疑ではなく的確な批評かも知れなかつたの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...それ故に彼はつねに疑心に苦しめられる...   それ故に彼はつねに猜疑心に苦しめられるの読み方
三木清 「人生論ノート」

...こちらの村にばかり落ることを(そね)んでいた...   こちらの村にばかり落ることを猜んでいたの読み方
宮嶋資夫 「恨なき殺人」

...疑(さいぎ)は次第に深くなり...   猜疑は次第に深くなりの読み方
森鴎外 「魚玄機」

...――あらゆる種類の人間を疑(さいぎ)し...   ――あらゆる種類の人間を猜疑しの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...こうまでして、権力(けんりょく)や栄花に妄執(もうしゅう)した貴族心理は、われら庶民の理解には、遠すぎて、縁(えん)なきもののようですが、次に、地下(ちげ)から擡頭(たいとう)した新興勢力の平家一門も、また源氏の野人も、次々に、同じ軌(わだち)を泥上(でいじょう)にえがいて、宿業の車輪は、興亡、流転、愛憎、相剋(そうこく)、疑(さいぎ)、また戦争など、くり返しくり返し止(とど)まるところがなかったのです...   こうまでして、権力や栄花に妄執した貴族心理は、われら庶民の理解には、遠すぎて、縁なきもののようですが、次に、地下から擡頭した新興勢力の平家一門も、また源氏の野人も、次々に、同じ軌を泥上にえがいて、宿業の車輪は、興亡、流転、愛憎、相剋、猜疑、また戦争など、くり返しくり返し止まるところがなかったのですの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...王は常に周囲に対する疑心になやまされていた...   王は常に周囲に対する猜疑心になやまされていたの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

...疑か、嫉妬か、或は単なる権力欲か...   猜疑か、嫉妬か、或は単なる権力欲かの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「猜」の読みかた

「猜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「猜」

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「猜」の英語の意味

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