例文・使い方一覧でみる「猜」の意味


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...余りの疑(さいぎ)心を浅間(あさま)しい様に思ったが...   余りの猜疑心を浅間しい様に思ったがの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...」疑深(うたぐりぶか)い叔母は淋しい顔にヒステリー性の笑(え)みを洩(も)らした...   」猜疑深い叔母は淋しい顔にヒステリー性の笑みを洩らしたの読み方
徳田秋声 「足迹」

...仲間たちのつまらない疑(さいぎ)や...   仲間たちのつまらない猜疑やの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...お人良しと疑(さいぎ)とのまざりあった其の眼付...   お人良しと猜疑とのまざりあった其の眼付の読み方
中島敦 「虎狩」

...もし疑(さいぎ)の眸(ひとみ)が一度お延の眼の中に動いたら事はそれぎりであると見てとった彼は...   もし猜疑の眸が一度お延の眼の中に動いたら事はそれぎりであると見てとった彼はの読み方
夏目漱石 「明暗」

...淺ましい野心と嫉妬と疑とがあつた...   淺ましい野心と嫉妬と猜疑とがあつたの読み方
「修道院の秋」

...侮蔑と憎悪と疑との眼...   侮蔑と憎悪と猜疑との眼の読み方
平林初之輔 「動物園の一夜」

...これは疑ではなく的確な批評かも知れなかつた...   これは猜疑ではなく的確な批評かも知れなかつたの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...にんげんは(ず)るくて不人情で...   にんげんは猜るくて不人情での読み方
山本周五郎 「泥棒と若殿」

...疑(さいぎ)一苦境に立てば立つほど強くなる彼...   猜疑一苦境に立てば立つほど強くなる彼の読み方
吉川英治 「黒田如水」

...それが反(そ)れて疑化することは往々(おうおう)にしてある...   それが反れて猜疑化することは往々にしてあるの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...また始まったなという程度に信長の疑(さいぎ)にはあらかじめ理解を備えていたからである...   また始まったなという程度に信長の猜疑にはあらかじめ理解を備えていたからであるの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...自分の疑(さいぎ)を裏書きされたものの如く...   自分の猜疑を裏書きされたものの如くの読み方
吉川英治 「三国志」

...それも決して女性の疑を刺すほどではなく「だいじにせよ」と...   それも決して女性の猜疑を刺すほどではなく「だいじにせよ」との読み方
吉川英治 「私本太平記」

...まったく秩序を失った疑(さいぎ)ぶかいただの群集と化し去ってしまったもののようにみえる...   まったく秩序を失った猜疑ぶかいただの群集と化し去ってしまったもののようにみえるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...同藩の疑(さいぎ)などにも耐えて...   同藩の猜疑などにも耐えての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...うぬぼれや虚栄心やみなどのような私心を去らなくては...   うぬぼれや虚栄心や猜みなどのような私心を去らなくてはの読み方
和辻哲郎 「埋もれた日本」

...疑か、嫉妬か、或は単なる権力欲か...   猜疑か、嫉妬か、或は単なる権力欲かの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「猜」の読みかた

「猜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「猜」

「猜」の英語の意味


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切れ込む   技術的水準   生命が脅かされる  

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