例文・使い方一覧でみる「猜」の意味


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...気遣(きづか)はしさを(すい)してよ...   気遣はしさを猜してよの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...「その疑(うたがい)は理(ことわり)なれど...   「その猜疑は理なれどの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...主人(あるじ)も大概(おおかた)は(すい)しやりて...   主人も大概は猜しやりての読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...邦人自ら知らずして他よりかくの如く視(さいし)され...   邦人自ら知らずして他よりかくの如く猜視されの読み方
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」

...あの人ほんとに疑心が強いのよ』綾子さんは襖を開けて廊下を見ましたが...   あの人ほんとに猜疑心が強いのよ』綾子さんは襖を開けて廊下を見ましたがの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」

...ほんとうの青年は忌(さいき)や打算もつよく...   ほんとうの青年は猜忌や打算もつよくの読み方
太宰治 「彼は昔の彼ならず」

...忌(さいき)、嫉妬、疑惑、さういふものが常に全身を圧した...   猜忌、嫉妬、疑惑、さういふものが常に全身を圧したの読み方
田山録弥 「心理の縦断と横断」

...有産階級にたいする疑(さいぎ)的な憎悪...   有産階級にたいする猜疑的な憎悪の読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...それは資本家共通のものだ!神聖と封鎖と疑といろんな悪徳と戦争えの投資と累々たる死屍と!―――否...   それは資本家共通のものだ!神聖と封鎖と猜疑といろんな悪徳と戦争えの投資と累々たる死屍と!―――否の読み方
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」

...疑心に余り捕われないように...   猜疑心に余り捕われないようにの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...疑(さいぎ)の唇を噛んでいた...   猜疑の唇を噛んでいたの読み方
吉川英治 「三国志」

...自分の疑(さいぎ)を裏書きされたものの如く...   自分の猜疑を裏書きされたものの如くの読み方
吉川英治 「三国志」

...疑(さいぎ)ふかく...   猜疑ふかくの読み方
吉川英治 「三国志」

...まったく秩序を失った疑(さいぎ)ぶかいただの群集と化し去ってしまったもののようにみえる...   まったく秩序を失った猜疑ぶかいただの群集と化し去ってしまったもののようにみえるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...もっと楽に救われたろうが――城中で荒木村重からたびたび聞かされたことばによると――信長公にはこの官兵衛をいたく疑(さいぎ)しておられるとか...   もっと楽に救われたろうが――城中で荒木村重からたびたび聞かされたことばによると――信長公にはこの官兵衛をいたく猜疑しておられるとかの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...武人の疑(さいぎ)と小心もまたうるさいものだ...   武人の猜疑と小心もまたうるさいものだの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...こうまでして、権力(けんりょく)や栄花に妄執(もうしゅう)した貴族心理は、われら庶民の理解には、遠すぎて、縁(えん)なきもののようですが、次に、地下(ちげ)から擡頭(たいとう)した新興勢力の平家一門も、また源氏の野人も、次々に、同じ軌(わだち)を泥上(でいじょう)にえがいて、宿業の車輪は、興亡、流転、愛憎、相剋(そうこく)、疑(さいぎ)、また戦争など、くり返しくり返し止(とど)まるところがなかったのです...   こうまでして、権力や栄花に妄執した貴族心理は、われら庶民の理解には、遠すぎて、縁なきもののようですが、次に、地下から擡頭した新興勢力の平家一門も、また源氏の野人も、次々に、同じ軌を泥上にえがいて、宿業の車輪は、興亡、流転、愛憎、相剋、猜疑、また戦争など、くり返しくり返し止まるところがなかったのですの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...疑か、嫉妬か、或は単なる権力欲か...   猜疑か、嫉妬か、或は単なる権力欲かの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「猜」の読みかた

「猜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「猜」

「猜」の英語の意味


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   盲目   生形  

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