... 猛然と走り出した...
...彼は猛然と抗議した...
...敵味方を顧みず猛然と突撃する...
...彼女は猛然とテスト勉強を始めた...
...猛然と現れた強敵にブチ切れる...
...猛然と身を飜(ひるがえ)して...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...(伝兵衛)(猛然と立ち上って)待て!(あさ)(台所から走り出て...
太宰治 「冬の花火」
...また猛然として気焔が盛り返して来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛然として馳(か)け出した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...來い」「親分」平次は猛然と起上(たちあ)がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正明は猛然と葵の前に立った...
久生十蘭 「金狼」
...しかも移住の潮は依然北部から時々猛然とやって来た...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...佐山 だからさ――(壁によりかかって、嘲笑している花岡を見ているうちに、その相手の悪意が、どんなにシタテに出て頼んでみても、とうてい、こちらのいうことを聞き入れてくれるような程度をはるかに越したものであることがわかって、同時に、猛然たる怒りが、彼のからだをムックリもちあげる)……こうなったら、俺のものも人のものも、あるか!……(フラフラしながら、花岡の方へ)花岡 ……野郎……来るか?……(歯をむいて身がまえる)佐山 出せ!花岡 にゃあにを、いってやがる? てめえみたいな、くたばりぞこないのクソインテリに、おどかされて――佐山 食いものは、この三人の、みんなのもんだ...
三好十郎 「胎内」
...猛然として我をわすれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...逆に耶馬台の陣地の方へ猛然と押し返した...
横光利一 「日輪」
...猛然と、死から生へおどり帰った人間と、兇猛な切支丹族たちとの争闘は、そこに振(ふ)り撒(ま)く血を惜しまずに戦いました...
吉川英治 「江戸三国志」
...答えはないが、彼の声を知ると、無数の影は、一せいにそこの桝土台(ますどだい)を破って、光の下に集まり、猛然と、御用御用の声を、叫びかけた...
吉川英治 「大岡越前」
...近づけては」と、あわてて、鞍もない馬へ飛び乗り、猛然、駈け寄ってきた張飛の前に立って戦い、ややしばし、喰い止めていた...
吉川英治 「三国志」
...立ち惑う連環馬の騎隊へむかって猛然と襲いかかッてきた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「見やがれ、うじ虫」「ござんなれだ」「ふみ潰せ」と、猛然、それに当って、さながら甲冑(かっちゅう)のない合戦を思わすような、すさまじい死闘を展開した...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...その隙に、猛然と、刎(は)ね起きて経高へ迫りかけた敵を見ると定綱は、「おのれ」と、飛びついて、うしろから弟の敵を斬り仆した...
吉川英治 「源頼朝」
...猛然とふいに立って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その小手技を、ぴしぴし封じて、武蔵が許す気色もなく、捻(ね)じ伏せかけると、「く、くそっ」猛然、この男は、生来の暴勇をふるい起し、短刀を抜いて、突っかけて来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
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