... 猛然と走り出した...
...彼は猛然と抗議した...
...敵味方を顧みず猛然と突撃する...
...彼女は猛然とテスト勉強を始めた...
...猛然と現れた強敵にブチ切れる...
...と思うと蜘蛛は猛然と...
芥川龍之介 「女」
...わたしはその時(とき)猛然(まうぜん)と...
芥川龍之介 「藪の中」
...いま猛然と強姦の欲望が燃え立った...
高見順 「いやな感じ」
...猛然と反撃を加えてやる...
太宰治 「正義と微笑」
...私は猛然と立ち上る...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...猛然とイドメニュースに向ひ行く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...猛然として飛びかかっていった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...猛然としてその主人らしいのを防いでいたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...來い」「親分」平次は猛然と起上(たちあ)がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「御用ッ」「何をッ」猛然として反抗する吉五郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ある時は猛然と立って...
原民喜 「冬日記」
...猛然として我をわすれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...トタンに来島が猛然として飛かかろうとしたから...
夢野久作 「爆弾太平記」
...彼も、寝床を蹴って、猛然と、大刀をひき抜いた...
吉川英治 「大岡越前」
...おおウ! と窮地の豹狼の如く猛然と反跳した大月玄蕃は...
吉川英治 「剣難女難」
...猛然突いてかかったが...
吉川英治 「三国志」
...猛然(もうぜん)と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お前さんのその頭巾、よっぽど、ゆうべ眠り薬のきいてる間に、引っぱいで見てやろうと思ったけれど、どうせ自分の亭主でもない男と、おやめにしといてやったのだよ」「エエ、うるせえ!」と、その隙(すき)に、孫兵衛は猛然と、豹(ひょう)のように、女の手もとへ躍っていった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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