... 猛然と走り出した...
...彼は猛然と抗議した...
...敵味方を顧みず猛然と突撃する...
...彼女は猛然とテスト勉強を始めた...
...猛然と現れた強敵にブチ切れる...
...猛然として文角が...
巌谷小波 「こがね丸」
...私は猛然と立ち上る...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...槍を揮ひて猛然と追ひうつ彼は束の間も...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...猛然として贖罪と救済とのために起ち上り...
戸坂潤 「社会時評」
...猛然と権利を防護しようとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...噛みつかんばかりに猛然として迫って行きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...同時に犬は猛然として兵馬に飛びかかって来たけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...猛然と平次に斬つてかゝりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無理に絶縁されていた文学に対する私の愛は機会を得て猛然として甦(よみがえ)って来た...
三木清 「語られざる哲学」
...猛然と「畑へ」「種子」をおろそうと決心した...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...果してそれは錯覚であるか? 彼は猛然と項をあげた...
三好達治 「測量船」
...猛然と上段から斬りつけたのである...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...忽(たちま)ち猛然と走り出して電車線路を宙に躍り越えた...
夢野久作 「暗黒公使」
...猛然追撃にかかり...
吉川英治 「三国志」
...猛然と、彼の巨(おお)きな腕はお通を抱きしめて枯草の中へ仆(たお)れた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その小手技を、ぴしぴし封じて、武蔵が許す気色もなく、捻(ね)じ伏せかけると、「く、くそっ」猛然、この男は、生来の暴勇をふるい起し、短刀を抜いて、突っかけて来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼女を乗せたまま猛然と駈けだした...
吉川英治 「宮本武蔵」
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