例文・使い方一覧でみる「猛烈に」の意味
スポンサーリンク...そっちはよくっても後の方は猛烈にはねるから」といって... 
石川欣一 「比島投降記」
...えぐれたようなところでその上倒れた穴だらけだから猛烈に雪の中にたたきこまれる...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...彼女は猛烈に反対した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...折角持っていた健康を自分でたたき潰すほどに猛烈に働こうとする意志と感情の激しさが小川さんの欠点なのである...
高野六郎 「小島の春」
...「俺は照ちゃんが猛烈に好きなんだ」その声も上ずっていた...
高見順 「いやな感じ」
...そのままにして出かけたりすると猛烈に怒られた...
高村光太郎 「回想録」
...値段も猛烈に安い...
谷譲次 「踊る地平線」
...おれに向って猛烈に吠える...
知里真志保 「あの世の入口」
...浜辺に近づくほどそれが猛烈になる...
寺田寅彦 「夏」
...どれも大したことはないのだが、猛烈に頭にくる...
Ａ. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...省線は猛烈にこんで全く身動きも出来ず...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...待って居れっ！（と昂奮して猛烈に大釜の中を掻廻しはじめる）遊一 （これも無意識に銃身掃除をひどい速力でやり始めながら）おい...
三好十郎 「斬られの仙太」
...「みんなばかやつらだ」長は猛烈に憤慨して云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...片っ方から順々に大釘で止めて行く……最後に残った一尺四方ばかりの穴から猛烈に走り込む水を...
夢野久作 「爆弾太平記」
...それからは猛烈に...
吉川英治 「黒田如水」
...「やおうッ」身をかわしざま、馬超は、敵の心板（むないた）を狙って、猛烈に突いた...
吉川英治 「三国志」
...猛烈に寄手に当ってくるのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...猛烈に癇癪を起こしていたことは事実である...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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