...彼は猛悪凶徒だとして逮捕された...
...県警は猛悪凶徒の情報を公開しました...
...猛悪凶徒による事件が起こるのを恐れています...
...猛悪凶徒に慣れた刑事たちはその捜査にあたっています...
...猛悪凶徒が逃げた先はどこだろうか、と警察は捜索を続けている...
...▲猛悪なる土方翌早朝出発...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...且つこの場所は僅か八年前までは実に荒蕪の地で只猛悪な熊だけが出没していたということは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...猛悪な底流れと化して汐巻岬の暗礁地帯に入り...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...その食物の猛悪なのには降参せざるを得ない...
谷譲次 「踊る地平線」
...ようやく長ずるに及び、猛悪果敢の牛質、衆牛にぬきんで――」なんかと、まあ、いったふうに、牛の生立ち・日常生活・その行状(カンダクト)等を記述して余すところない...
谷譲次 「踊る地平線」
...都会は腐敗したる人を作るがゆえにまた猛悪なる人を作る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その最も猛悪なる者が身を隠してる洞窟(どうくつ)がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼の汗にまみれた額、青ざめた頬骨(ほおぼね)、猛悪な鋭い鼻、逆立った灰色の髭(ひげ)、などが暁の初光にほの白く浮き出して、ガヴローシュはそれがだれであるかを見て取った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...盗賊らの猛悪な隠語に対しては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは猛獣以上の猛悪を現わすことはあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...琵琶湖の湖岸には左様に猛悪な猛獣は棲(す)んでいないのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...手相にまぎれて猛悪な性談をささやくことが大好き(ハピイ)なのは...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...この猛悪な貪慾漢(どんよくかん)は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...猛悪な魚の形はだん/\明瞭になつて来ます...
宮原晃一郎 「動く海底」
...どんな猛悪な熊でも...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...猛悪(もうあく)な格闘のあった事を物語っているが...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...その猛悪な刺戟性の臭いが...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...人間の残忍性と恐怖心とに対しては猛悪な神が作られ...
与謝野晶子 「既成宗教の外」
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