...彼は猛悪凶徒だとして逮捕された...
...県警は猛悪凶徒の情報を公開しました...
...猛悪凶徒による事件が起こるのを恐れています...
...猛悪凶徒に慣れた刑事たちはその捜査にあたっています...
...猛悪凶徒が逃げた先はどこだろうか、と警察は捜索を続けている...
...▲猛悪なる土方翌早朝出発...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...四人相顧みて工夫(こうふ)の猛悪なるに驚ろく...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...猛悪な底流れと化して汐巻岬の暗礁地帯に入り...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...その食物の猛悪なのには降参せざるを得ない...
谷譲次 「踊る地平線」
...ようやく長ずるに及び、猛悪果敢の牛質、衆牛にぬきんで――」なんかと、まあ、いったふうに、牛の生立ち・日常生活・その行状(カンダクト)等を記述して余すところない...
谷譲次 「踊る地平線」
...都会は腐敗したる人を作るがゆえにまた猛悪なる人を作る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...盲目な獣こそ最も猛悪な獣です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...琵琶湖の湖岸には左様に猛悪な猛獣は棲(す)んでいないのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この東洋の狂人のあたまから割り出す狡猾猛悪な犯罪は...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...猛悪(もうあく)な構えは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この猛悪な貪慾漢(どんよくかん)は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一切猛悪ことごとく具(そな)われる獅虎等を見...
南方熊楠 「十二支考」
...猛悪な魚の形はだん/\明瞭になつて来ます...
宮原晃一郎 「動く海底」
...猛悪な排日案を挙国一致の一般投票で決議する一方...
夢野久作 「暗黒公使」
...その猛悪な刺戟性の臭いが...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...人間の残忍性と恐怖心とに対しては猛悪な神が作られ...
与謝野晶子 「既成宗教の外」
...いかなる聖経(しょうぎょう)も四囲の社会も無視してかかる猛悪な精神が彼の全霊を炎々と焦(や)くのだった...
吉川英治 「親鸞」
...どうやら脆くも参ったらしい……さあ縛り上げろ!』さすがの猛悪野獣の如きドーブレクも頽然(ぐたり)と横わっている...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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