...イザとなると可笑(をかし)い身振をして狼狽(まごつ)く...
石川啄木 「鳥影」
...「何故那に狼狽(うろた)へたらう? 吉野さんが被來(いらしつ)てゐたとて! 何が怖かつたらう! 清子さんも可笑しいと思つたであらう! 何故那に狼狽(うろたへ)たらう? 何も譯が無いぢやないか!」理由は無い...
石川啄木 「鳥影」
...これは無論彼自身の狼狽(ろうばい)を隠すための無意味な言葉に過ぎなかったのでしょうが...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...――その八 生への狼狽――電話に出てきた波子に俺は...
高見順 「いやな感じ」
...ひどく狼狽(ろうばい)して...
太宰治 「眉山」
...」私は狼狽して肩をすくめた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...一座の狼狽ぶりを見て笑ってやろうという悪戯者(いたずらもの)があったのだと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「私です」北原は静かに、外から名乗ると、「あら北原さん――どうぞ」とは言ったけれど、その狼狽ぶりは、障子一重の外で鮮かに手に取るほどなのが、来客の心を少しく不審がらせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様のために頭からそれを否定されたのですから狼狽(ろうばい)しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...わけても当のお杉の狼狽(ろうばい)振りは目もあてられません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お三どん新参で大狼狽(おおまごつき)といって微笑(にっこり)……偉い!余程(よっぽど)気の練れた者でなければ...
二葉亭四迷 「平凡」
...叔父は少からず狼狽(ろうばい)した...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...若い巡査は狼狽(ろうばい)した...
山本周五郎 「青べか物語」
...初めはたいていの人がウィンクされたように感じて狼狽(ろうばい)するようだ...
山本周五郎 「季節のない街」
...八田青年はこんどは狼狽の色もみせず...
山本周五郎 「季節のない街」
...狼狽えるわけにはいくまいじゃないか...
横光利一 「旅愁」
...いかに部下の将士を極度に狼狽(ろうばい)させたことか...
吉川英治 「新書太閤記」
...狼狽(ろうばい)したさまが...
吉川英治 「新書太閤記」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
時事ニュース漢字 📺
