例文・使い方一覧でみる「狽」の意味


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...しかし新公は狼(らうばい)したやうに...   しかし新公は狼狽したやうにの読み方
芥川龍之介 「お富の貞操」

...狼(うろた)へて「人生の裏路を辿る人...   狼狽へて「人生の裏路を辿る人の読み方
石川啄木 「菊池君」

...周章(あわ)て狼(うろた)えずにいられまい...   周章て狼狽えずにいられまいの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...刑事は狼(ろうばい)して...   刑事は狼狽しての読み方
海野十三 「省線電車の射撃手」

...彼女はたいへん狼して...   彼女はたいへん狼狽しての読み方
海野十三 「心靈研究會の怪」

...何か異常を知って狼(ろうばい)しているらしいけはいだった...   何か異常を知って狼狽しているらしいけはいだったの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...三藏は狼へて兩膝を突いて...   三藏は狼狽へて兩膝を突いての読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...此の形勢を見て今更のように狼(ろうばい)した...   此の形勢を見て今更のように狼狽したの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...その主人を尋ねあぐみて狼(ろうばい)して来たれる幾に浪子を渡せしより...   その主人を尋ねあぐみて狼狽して来たれる幾に浪子を渡せしよりの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...」彼は何故ともなくひどく狼した...   」彼は何故ともなくひどく狼狽したの読み方
豊島与志雄 「囚われ」

...愚僧も狼(ろうばい)の余り...   愚僧も狼狽の余りの読み方
永井荷風 「榎物語」

...工人はその掃除に周章狼したが...   工人はその掃除に周章狼狽したがの読み方
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」

...彼は急に狼(ろうばい)をはじめました...   彼は急に狼狽をはじめましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...仏頂寺が先手を打って死神を狼させてやるのだ――は...   仏頂寺が先手を打って死神を狼狽させてやるのだ――はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ほかのものが地震だと云って狼(うろた)えているところを自分だけは二階の窓から飛び下りたところに修業の効があらわれて嬉しいと云って...   ほかのものが地震だと云って狼狽えているところを自分だけは二階の窓から飛び下りたところに修業の効があらわれて嬉しいと云っての読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...お勢ははッと狼(うろた)えた……手ばしこく文典を開けて...   お勢ははッと狼狽えた……手ばしこく文典を開けての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...女はひどく狼した様子であったが...   女はひどく狼狽した様子であったがの読み方
松本泰 「緑衣の女」

...狼(うろた)え気味で...   狼狽え気味での読み方
吉川英治 「剣難女難」

「狽」の読みかた

「狽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「狽」

「狽」の英語の意味


ランダム例文:
伝道する   有要   山中の寺  

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