...この山で狼火が見られるという噂がある...
...近くの神社で狼火を見ることができた...
...狼火の光が赤く揺らめいていた...
...狼火が燃え上がるのを見て、不思議な気持ちになった...
...この地方では狼火を見ることができるチャンスがある...
...それがすむと燃えているたきぎを狼火(のろし)のように空中高く投げつけた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...狼火(のろし)が見えたと報告した...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...訪ねては来ないという事がわかったのでスミスといささか面喰らったアンガスとは狼火(のろし)のように昇降機(エレベータ)へ飛乗って最上層へ到着した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...併せて詩の新興を絶叫する最初の狼火(のろし)であつたのだ...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...竹筒でも事はすむ狼火(のろし)の打揚筒を...
久生十蘭 「ひどい煙」
...狼火(のろし)がわりに煙をあげることにして下さらぬか」日なたの傾斜面は直角に陽(ひ)を受けるかと思われた...
本庄陸男 「石狩川」
...各所で狼火(のろし)のような分散デモを行うことを...
宮本百合子 「刻々」
...……綺麗だなあ!今井 天狗組最初の狼火だ! 日本国を焼き浄めるための...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...そこでたちまち叛逆(はんぎゃく)の狼火(のろし)をあげる...
山本周五郎 「季節のない街」
...松代藩(まつしろはん)のお狼火方(のろしかた)の藩士が五人ほど出張して秋ぐちまでに作り上げる大仕事を督励(とくれい)していた...
吉川英治 「銀河まつり」
...わざわざ藩の狼火方同心にたのんで...
吉川英治 「銀河まつり」
...吾々が戦時につかう狼火(のろし)というものでも...
吉川英治 「銀河まつり」
...三種あわせると無音狼火(のろし)でも音のするのでも自由に簡単に造られる...
吉川英治 「銀河まつり」
...役名は火術自慢の松代藩でお狼火(のろし)方っていうんだろう...
吉川英治 「銀河まつり」
...三「すわ!」国境で哨兵(しょうへい)は狼火(のろし)をあげた...
吉川英治 「三国志」
...狼火(のろし)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...幕府討て! 大義にくみせよ! の最後にして最初の狼火(のろし)をあげる諜(しめ)しあわせをすることになっている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...狼火(のろし)がわりにケシ飛ぶであろう」「ウム」うなずくと見せて――突然...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索