...そもそも一国の独立するゆえんのものは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...まづ独立するために...
薄田泣菫 「恋妻であり敵であつた」
...現在の諸国の独立する以前に...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...独立するのが慣例であった...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...せいぜい独立する考えを持つようにと勇気づけて居るので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...殊(こと)に俳諧から発句(ほっく)というものが独立するようになってから...
高浜虚子 「俳句への道」
...身をかためて独立する場合には...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...二つは連帯を断たれて各々独立する外はあるまい...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...で吾々は新聞のインスティチュートと機関とに並べて独立する人的要素を...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...外界のアフェクションから独立することがその意味だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それ故正しく云えば感覚が独立するためには自らの内に直観空間の規範そのものではなくして而もそれに相当する規範性を見出すことが必要となる...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...丁年に達したら独立することができるという確信をもって成長した唯一の息子であった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかし独立するには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...道徳から独立するという考えかたを前提としているのである...
中井正一 「美学入門」
...国家は独立する理由がない...
蜷川新 「天皇」
...独立するよりそっちの方がいいというのですから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...お弟子でも師匠から独立するのが一般のしきたりになっていたようだ...
柳田国男 「故郷七十年」
...平手が独立するまでのことだし...
山本周五郎 「花も刀も」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??