...一日も早く倉地氏の保護から独立して世評の誤謬(ごびゅう)を実行的に訂正し...
有島武郎 「或る女」
...ここに説明したようにコレラの伝染様式はこの病気の病理学とは独立していることを証明するのに充分な事実が...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...またはこの宇宙の空間に単にそれだけで独立して浮んでゐるやうなものにしたいと思へばこそ...
田山録弥 「三月の創作」
...この作と作者とは、何ういふ関係にゐるか、即いてゐるか、それとも離れてゐるか、独立してゐるか、それとも独立してゐないか...
田山録弥 「小説新論」
...この山系とは独立して右のかたはるかにそびえている雄大な山塊は八が岳であろう...
寺田寅彦 「軽井沢」
...動物の中でもたとえばこおろぎや蝉(せみ)などでは発声器は栄養器官の入り口とは全然独立して別の体部に取り付けられてあるのである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...而して最早師匠の手を離れて独立して居る按摩の亥之吉(いのきち)と間借(まが)りして住む可く東京へ往って了うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...併しこう云っただけでは二つの世界は単に独立しているというだけで...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...墨(すみ)等の顔料(がんりょう)は皆そのままに独立して生硬なる色彩の乱雑を生ずるのみ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...物が自分から独立して現存していると云う事も云えず...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...自分は独立しても世を渡る...
新渡戸稲造 「自警録」
...正義の両派によらず独立して芸界に再来することになった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...作者の伝記から独立して提出されるに耐えるところの作品である」こう定義して見よう...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...ばら/\に独立して存在するものでなく...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...若い女性として独立してゆく苦闘の過去こそ...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...よんでいる物を独立してくっきりと浮き立たせます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何れも人間からは独立して...
柳田國男 「どら猫観察記」
...仮に最初から各地独立して発生したものであったら...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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