...それは独立した家屋で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...独立したものになるか...
石川欣一 「山を思う」
...現在では「感心をしない」ということ自身が独立した一つの能動的心理作用にまで昇格してしまつた観がある...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...それぞれ独立した短い笑話のいくつかの結合からなっている...
高見順 「如何なる星の下に」
...それから独立したわけだ...
高村光太郎 「回想録」
...彼に従えば心の主体である個人の二人の間に生じる心的関係は決して二人の心を含む独立した「心」という性格を有つことは出来ない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...専門化せられて初めて独立した知識となり得るような...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...二つは勝手に独立した二つの科学であるようにしか見えない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...感覚乃至知覚の間に幾何学的関係が成立する時始めてそれは直観空間から独立した意味を得てくるのである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...作中の人物や事件から独立した一人の人間で...
豊島与志雄 「「紋章」の「私」」
...結婚者は当然独立した一家庭を持つべきは勿論...
中里介山 「大菩薩峠」
...独立した核が出来やすかった...
中谷宇吉郎 「雪」
...金とは独立した不愉快のために好い顔が出来ないのです...
夏目漱石 「道草」
...しかしバビロニア文明の採用は決して独立した活動にたいして...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...門構えの独立した建築物(たてもの)が揃(そろ)っているところにお雪は平安に暮してはいる...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...文化の自立への希望――つまり独立した社会人として当然に抱いている生活におけるすべての希望は...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...人にはそれぞれ独立した宿命というものがあるのでございますから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...独立した一部隊をつくり...
吉川英治 「三国志」
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