...五年の後には小さいながら一箇の独立した農民だった...
有島武郎 「カインの末裔」
...独立した美事な会館や...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...始めて独立した茶室を建てたのは千宗易(せんのそうえき)...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...猶独立した自己があるやうな気がした...
田山録弥 「小説新論」
...科学はたよりない人間の官能から独立した「科学的客観的人間」の所得となって永遠の落ちつき所に安置されたようにも見える...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...個人心から独立した心が存在するのではなくて...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...社会主義建設から独立した理論だからなのではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...独立した作品としての見地に立つ時...
豊島与志雄 「小説の内容論」
...立派に独立した発句になっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人ぎりで独立した一軒の家の主人(あるじ)になりすまされたという気分が...
夏目漱石 「行人」
...それだけで独立した役にはとても立てられなかった...
夏目漱石 「明暗」
...物体の継続かつ独立した存在を確信させるものとの間には...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかし芸術的価値が一つの独立した価値を形成するものであることは明白に知ることができる...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...活々した一人の独立した婦人労働者だ...
宮本百合子 「「インガ」」
...これを独立した静かな遊戯の一つに...
柳田国男 「こども風土記」
...そのためにこれを独立した一つの学問と見ることはできぬということである...
柳田國男 「地名の研究」
...すると書物の内容とは縁のない独立した長文のものが生れてきた...
吉川英治 「私本太平記」
...しかしこれらの章を独立したものとして解釈しても...
和辻哲郎 「孔子」
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