...学問の充分に独立した上のことである...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...機械を発明するほどの独立した精神で社会問題を研究するならば...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...多くの独立した州が...
薄田泣菫 「茶話」
...ある程度まで独立した構築である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...科学はたよりない人間の官能から独立した「科学的客観的人間」の所得となって永遠の落ちつき所に安置されたようにも見える...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...例えば実在から独立した論理自身の領野というものも成立することが出来る...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...経験から独立した通用性を有つところの先天的な判断であることが出来たのである...
戸坂潤 「辞典」
...国際的現実から孤立独立した一つの所与と見做し...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それが一個独立した作品として無条件に蒙るべき正当な批判を...
豊島与志雄 「月評をして」
...作品をそれ自身独立したものとして眺むる時...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...感じから云っても独立した一個の存在だった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...彼からは全然独立した・意地の悪い存在のように...
中島敦 「狼疾記」
...独立したハイドンの室内楽レコードでは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それ自身独立したものとして印象に現れるのならば...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...哲学者たちが心から独立した対象の確信を確立するために...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...世界の良心にしたがって生きることのできる条件のもとに独立した民族の社会です...
宮本百合子 「国際婦人デーへのメッセージ」
...独立した一部隊をつくり...
吉川英治 「三国志」
...キュバ総督から独立したのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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