...大陸から独立した存在として...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それは人形が明かに独立した世界を確然と持っていて...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...独立した悪魔のような物語はあまりない...
田中貢太郎 「魔王物語」
...或る時代の様相がそれぞれ独立した意味のあるものでないことを注意しなくてはならぬのである...
津田左右吉 「日本精神について」
...そこにはともかくも一般政治から独立した恒久的観測研究の系統が永い以前から確定されており...
寺田寅彦 「新春偶語」
...ヘーゲルによって社会は国家から独立した...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...事実から独立した純然たる意味の世界として...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...科学的カテゴリー体系と独立した何等かの文学的カテゴリーの体系の如きが厳存するという想定から出発する一切の思想のことだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...カントでは個人の知情意の三つのものはそれぞれ独立した体系であったのであるが...
中井正一 「美学入門」
...ディアレストが己とは独立した存在だということを示す更なる証拠が必要なら...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...「継続した」存在と「別個つまり独立した」存在の二つの原理の間には密接な関係があり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...物体の継続かつ独立した存在を確信させるものとの間には...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...本堂の裏に三棟独立した堂宇があり...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...そのように独立した姿がそのままで...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...上の二人が独立したので...
柳田国男 「故郷七十年」
...外部に独立した証拠のないかぎり...
柳田国男 「こども風土記」
...印度が独立したその後だ...
横光利一 「上海」
...残余の七篇が斉人所伝の『論語』として独立した孔子語録であったらしく考えられる...
和辻哲郎 「孔子」
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