...独力で文明を進める外に道はない...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...独力で工夫した部分は殆ど一つもない...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...此の点を充分に考へて将来独力で...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...「どうして独力で生活できないのだろうね...
太宰治 「秋風記」
...それも、決して独力で、とは言わない...
太宰治 「創作余談」
...今度は立派に独力でやつてみなければ...
辻村もと子 「早春箋」
...独力で弟を救わなければ名誉にかかわると考えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...独力で孜々として今日の地位を築いてこられたことも...
豊島与志雄 「道標」
...橋本君はこれは独力では手がつかぬ...
永井隆 「長崎の鐘」
...それからその向い側に川上音次郎が独力で拵えはしたが借金のカタになったりして因縁附の「改良座」という洋式まがいの劇場もあってそこで裁判劇などを見たこともあったが役者の名前などは一切記憶していない...
中里介山 「生前身後の事」
...彼は独力で己(おの)れを支えていったのです...
夏目漱石 「こころ」
...あれだけの人間学を独力で世間から習得し...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...独力で家門挽回の大事をなすには...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...一年か二年この東京の大学で勉強したらすぐまた土佐へ帰って独力で植物の研究に従事しようと思っており...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...人間が独力で立派に生きぬくことを理想としている人間主義者である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だがそれは独力では無理だ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...これに反して市会議員となると何もかも独力で成り上ったのだから堂々たるものだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...僕は飽(あ)く迄も独力で研究したかったんだがなあ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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