...外国の力なしには封建制度も鎖国制度も独力で打破することができなかつた事実...
伊丹万作 「戦争責任者の問題」
...独力で文明を進める外に道はない...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...独力で工夫した部分は殆ど一つもない...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...全く独力で作った家で独り暮しをしました...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...今度は立派に独力でやつてみなければ...
辻村もと子 「早春箋」
...また独力で勉強もしまして...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...倒れた板塀を市木さんが独力で立て直してるのを...
豊島与志雄 「絶縁体」
...橋本君はこれは独力では手がつかぬ...
永井隆 「長崎の鐘」
...独力で私が脱出して撮影室にあらわれたところへ施先生が顔を見せ...
永井隆 「長崎の鐘」
...諸侯の力を借りずに独力でもって大事を行うほどの実力を持っていたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...独力で今日の地位に驀進(ばくしん)しただけのもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は独力で己(おの)れを支えていったのです...
夏目漱石 「こころ」
...一方幕府にたいしては今度は独力で浪人やそれに味方する大名にたいして...
服部之総 「尊攘戦略史」
...最高の裁判官も独力ではなしとげることはけっしてできないでしょう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...「若松実業新聞」を独力で発行している...
火野葦平 「花と龍」
...独力で日本をリードしようと試みて来た人間である事は事実である...
夢野久作 「近世快人伝」
...僕は飽(あ)く迄も独力で研究したかったんだがなあ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ようやく独力で探しあてた一室である...
横光利一 「夜の靴」
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