例文・使い方一覧でみる「独りぽっち」の意味
スポンサーリンク...どうせあたしは独りぽっちで... 
海野十三 「恐怖の口笛」
...母は独りぽっちになって保護する者がなくなるので...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...この男はこんな寂しいところに独りぽっちでいたために可哀そうに気が変になっているのだと思った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...私は独りぽっちになったのです...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...それは独りぽっちだからである...
永井隆 「この子を残して」
...妹の死体を独りぽっちにしたくはない」「でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たった独りぽっちで寝て居る...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...それだけ不幸で独りぽっちになる機会が多いんじゃないのかね...
森本薫 「女の一生」
...それらをできるだけ独りぽっちに孤立させた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...世には閉じこもって出ない・独りぽっちな・生れつきの人々がある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...君を余りにも独りぽっちにする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういう人がただ独りぽっちで思うがままに生き存（ながら）えることを許した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「女房にはずいぶん苦労や心配をさせて来た、こんどこそ二人で世帯（しょたい）をもち、幾らか楽をさせてやれる、……そう思って手紙を出した、女房はよろこんだ手紙をくれた、そして今月いっぱいで暇をとることにして、蒲団やなにかは二三日まえに着いたんだが、……今朝あれから電報があって、今夜の九時に神戸へ着くといって来たんだよ」「それじゃあぼくたちが飲んでいたじぶん」「そうなんだ、ぼくたちが飲んでいたじぶんあれは神戸へ着いたんだ……誰も迎えに出ていやしない、独りぽっちで、初めての土地なんだ……あれは自分で荷物を持って、ところ番地をたよりに、こんな寒い夜道を……」彼はまた喉をぐっと詰らせた...
山本周五郎 「陽気な客」
...はははは、よいではないか」子どもに甘える気もちで、押されて行った時政は、独りぽっち、そこへ置かれると、気の弱いものが、ぽろりと、瞼からこぼれかけた...
吉川英治 「源頼朝」
...独りぽっちの身が淋しくてならなくなった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...（なぜかしら？）独りぽっちは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...独りぽっちでいる黒吉の眼が...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...いつもの独りぽっちの退屈に落ち込むのが怖さに...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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