例文・使い方一覧でみる「狐色」の意味


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...今はいつのまにかどの穂も同じように狐色(きつねいろ)に変り...   今はいつのまにかどの穂も同じように狐色に変りの読み方
芥川龍之介 「海のほとり」

...何だか頭巾に似た怪しげな狐色の帽子を被って...   何だか頭巾に似た怪しげな狐色の帽子を被っての読み方
芥川龍之介 「鴨猟」

...篤介は今日(きょう)も制服の上に狐色(きつねいろ)になったクレヴァア・ネットをひっかけ...   篤介は今日も制服の上に狐色になったクレヴァア・ネットをひっかけの読み方
芥川龍之介 「春」

...荒くれた自然の中の姫君なる亜麻の畑はやがて小紋(こもん)のような果(み)をその繊細な茎の先きに結んで美しい狐色に変った...   荒くれた自然の中の姫君なる亜麻の畑はやがて小紋のような果をその繊細な茎の先きに結んで美しい狐色に変ったの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...そして陸地は焦げた狐色をしていた...   そして陸地は焦げた狐色をしていたの読み方
海野十三 「火葬国風景」

...それに、建物の色が、やはり狐色で、塔のような形の先端は血のように紅く彩られていた...   それに、建物の色が、やはり狐色で、塔のような形の先端は血のように紅く彩られていたの読み方
海野十三 「火葬国風景」

...南の方は軍馬(ぐんば)補充部(ほじゅうぶ)の山又山狐色の波をうち...   南の方は軍馬補充部の山又山狐色の波をうちの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...狐色になつた樹々の間に...   狐色になつた樹々の間にの読み方
徳冨蘆花 「熊の足跡」

...英国人は折々狐色の外套を着たり...   英国人は折々狐色の外套を着たりの読み方
永井荷風 「洋服論」

...――その色は薄く餅(もち)をこがしたような狐色(きつねいろ)であった...   ――その色は薄く餅をこがしたような狐色であったの読み方
夏目漱石 「三四郎」

...白の脚絆(きゃはん)も埃(ほこり)に塗(まぶ)れて狐色になっている...   白の脚絆も埃に塗れて狐色になっているの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...四方の張紙は狐色に古びてはゐたが別段に破損の痕もなく...   四方の張紙は狐色に古びてはゐたが別段に破損の痕もなくの読み方
牧野信一 「心象風景(続篇)」

...狐色に冬枯れた茅戸の山を背にして...   狐色に冬枯れた茅戸の山を背にしての読み方
松濤明 「春の遠山入り」

...先ずバター大匙一杯を鍋で溶かしてメリケン粉を大匙一杯パラパラと入れて手速く攪き廻しながら木の杓子(しゃくし)でよくいためてメリケン粉が狐色に変った時分に牛乳五勺(しゃく)とスープ五勺位入れるのですけれどもスープがなければ水と牛乳と等分位でもようございます...   先ずバター大匙一杯を鍋で溶かしてメリケン粉を大匙一杯パラパラと入れて手速く攪き廻しながら木の杓子でよくいためてメリケン粉が狐色に変った時分に牛乳五勺とスープ五勺位入れるのですけれどもスープがなければ水と牛乳と等分位でもようございますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...先(ま)ずバターを平(ひら)たい鉄鍋で溶かして乾いたお米を狐色になるまでよく炒りつけてそれを牛のスープかあるいは鳥のスープで塩味をつけながらお粥になるまで煮ます...   先ずバターを平たい鉄鍋で溶かして乾いたお米を狐色になるまでよく炒りつけてそれを牛のスープかあるいは鳥のスープで塩味をつけながらお粥になるまで煮ますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...それはやっぱりペラオ飯のようにバター大匙一杯でお米一合を狐色にいためて牛か鳥のスープ三合と裏漉(うらご)しにした赤茄子大匙五杯とを加えて塩胡椒で味をつけてペラオ飯の通りに煮ます...   それはやっぱりペラオ飯のようにバター大匙一杯でお米一合を狐色にいためて牛か鳥のスープ三合と裏漉しにした赤茄子大匙五杯とを加えて塩胡椒で味をつけてペラオ飯の通りに煮ますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...狐色(きつねいろ)の落葉(おちば)の沈んだ池へさかさまに大理石の身を投げて...   狐色の落葉の沈んだ池へさかさまに大理石の身を投げての読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...狐色の枯れすすきに...   狐色の枯れすすきにの読み方
吉川英治 「親鸞」

「狐色」の読みかた

「狐色」の書き方・書き順

いろんなフォントで「狐色」

「狐色」の英語の意味


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