...彼の人生は狂瀾怒濤の時期を経験していた...
...今回の大統領選挙は狂瀾怒濤の激戦だった...
...交通事故で、彼女の人生は狂瀾怒濤の展開をたどった...
...彼は狂瀾怒濤の人生を送ったが、その後、幸せな家庭を築いた...
...狂瀾怒濤の解説が入る映画は、迫力があって面白い...
...かしこ、旋風(せんぷう)の怒をなして渦卷くところ、狂瀾怒濤の上、岬はつきいでぬ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...狂瀾怒濤(きょうらんどとう)が一時に鳴りを鎮めたように...
海野十三 「火星探険」
...海岸に押しよせる狂瀾怒濤(きょうらんどとう)のように...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...狂瀾怒濤(きようらんどとう)の世界の叫もこの一瞬を犯しがたい...
高村光太郎 「智恵子抄」
...狂瀾怒濤(きょうらんどとう)がいまにも燈台を覆(くつが)えすかと思われた...
竹久夢二 「おさなき燈台守」
...今ではもはや狂瀾怒濤と化し去っていた...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...遺骸をあの狂瀾怒濤...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...狂瀾怒濤一齊に暴び起りて海草を水のうちとに散らす如(ごと)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...けだし平民主義の政治世界に侵入するあたかも狂瀾怒濤(きょうらんどとう)の海面を捲(ま)いて奔(はし)るがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...進化の法則で吾等猫輩の機能が狂瀾怒濤(きょうらんどとう)に対して適当の抵抗力を生ずるに至るまでは――換言すれば猫が死んだと云う代りに猫が上がったと云う語が一般に使用せらるるまでは――容易に海水浴は出来ん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...戦後の狂瀾怒濤は轟々とこの身に打寄せ...
原民喜 「死と愛と孤独」
...大波小波、狂瀾怒濤...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...この事件によっていかなる狂瀾怒濤が巻き起されるかも測り難い...
久生十蘭 「魔都」
...ヴァルーまでの海は一面に抑えきれぬ狂瀾怒濤(きょうらんどとう)をまき上げた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...国事に触れては鉄壁を砕く狂瀾怒濤となって行くもののようである...
夢野久作 「近世快人伝」
...狂瀾怒濤に慣れた老船頭の態度等に現わるる...
夢野久作 「能とは何か」
...もしくは環海の孤島に退いて狂瀾怒濤に向って号叫すべしである...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...はやくも狂瀾怒濤の相搏(あいう)つ状をえがき出した...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??