例文・使い方一覧でみる「狂気の沙汰」の意味
スポンサーリンク...鴨下ドクトル殺しの犯人を尋ねるというのは狂気の沙汰だった... 
海野十三 「蠅男」
...狂気の沙汰ではないか...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「これじゃ二人とも狂気の沙汰ですわ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...重力は時々人殺しをする不都合なものであると言って生徒を訓戒したらそれは滑稽（こっけい）を通り越してしまった狂気の沙汰（さた）であろう...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...私に心配をかけるためにです……まるで狂気の沙汰（さた）です……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何かに役立つかどうかもわからないで、前へばかり進んでゆくのは、狂気の沙汰だ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...狂気の沙汰にせよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...狂気の沙汰に非ずして何ぞや...
福沢諭吉 「文明教育論」
...我々東洋人から見ると狂気の沙汰ではないかと思はれる程猛烈なものである...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...全く狂気の沙汰だ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...こんな狂気の沙汰は全く予想していなかった...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...何のためだ？ とんだ狂気の沙汰だな...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...派出のひとを今置いておくなんて狂気の沙汰ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だから神を恐れるなどは狂気の沙汰である」...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まるで狂気の沙汰ではないか」「ようございます」とゆきをが云った...
山本周五郎 「薊」
...「それは狂気の沙汰でございます」「なにが狂気ですか」むしろ皮肉な調子で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...狂気の沙汰である」「陽気のせいだろう」「笑いごとじゃないっ」憤然と...
吉川英治 「親鸞」
...いまや狂気の沙汰...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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