...彼は狂歌師として有名だ...
...狂歌師の作品を研究している...
...狂歌師たちは、新しい表現を求めていた...
...狂歌師の一人が、作品を披露した...
...狂歌師の文化について学ぶ...
...四 狂歌師岡鹿楼笑名前記の報条(ひきふだ)は多分喜兵衛自作の案文であろう...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...狂歌師としては無論第三流以下であって...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...しかしてこれらの絵本はいづれも当時著名の狂歌師の吟咏(ぎんえい)を画賛となせり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...安永末年(あんえいばつねん)朱楽菅江(あけらかんこう)唐衣橘洲(からころもきっしゅう)四方赤良(よものあから)ら青年狂歌師の輩出するを待つて始めて再興せられたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これなん三百六十のひとつなかまのいやなりけらしこれ宿屋飯盛が文にして画賛に尻焼猿人(しりやけのさるんど)(抱一(ほういつ))以下天明の狂歌師が吟咏を採録したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...ある狂歌師の作に曰(いわ)く...
新渡戸稲造 「自警録」
...狂歌師宿屋(やどや)飯盛(めしもり)としての雅望と...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...大汐に松をかすめて猪牙(ちょき)とほり一世に諷はれた天明の狂歌師で...
正岡容 「下町歳事記」
...昔大阪のどこかへ狂歌師某が宝珠の絵の額面を掲げて...
南方熊楠 「十二支考」
...婦人の狂歌師――諷刺詩人が一人いてね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...諏訪町(すわちょう)の狂歌師千種庵(ちくさあん)川口霜翁(そうおう)の後を襲(つ)いで...
森鴎外 「細木香以」
...王侯貴人が往々文芸の士を羅致(らち)して、声威を張り儀容を飾る具となすように、藤次郎は俳諧師、狂歌師、狂言作者、書家、彫工、画工と交って、その多数を待つことほとんど幇間と択(えら)ぶことが無かった...
森鴎外 「細木香以」
...狂歌師には勝田諸持とその子福太郎と...
森鴎外 「細木香以」
...ないし狂歌師仲間の六朶園(ろくだえん)荒井雅重...
森鴎外 「細木香以」
...右の方には狂歌師...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...蛇が出るか……」目明の良助に誘われた乞食体(てい)の狂歌師...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...名物男の狂歌師、赤猪口兵衛の独住居はすべて二、三日前の通りに閑寂である...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...おどけやの皮肉屋で朝から晩まで茶化してゐる狂歌師か...
吉川英治 「折々の記」
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