...犢(こうし)の肥(ふと)ったのが殺され...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...犢鼻褌(ふんどし)だけを身につけた三人の日本人――小さな...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...犢鼻褌だけの素っぱだか...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...寝わらを充分に敷(しか)せ犢(こうし)を母牛の前へ持来らしめた...
伊藤左千夫 「牛舎の日記」
...大島町の某は犢(こうし)十頭を殺した...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...躯(からだ)尋常(よのつね)の犢(こうし)よりも大(おおき)く...
巌谷小波 「こがね丸」
...ぢき裏の路地の奥に蓬莱豆をこしらへる家があつて倶梨迦羅紋紋(くりからもんもん)の男たちが犢鼻褌(ふんどし)ひとつの向ふ鉢巻で唄をうたひながら豆を煎つてたが...
中勘助 「銀の匙」
...「金の犢(こうし)の歌」は昔のシャリアピンが良かった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...犢鼻褌(ふんどし)の三つまで捜(さぐ)っております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...トマトスープと犢のカツレツ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...現在遠隔の州で極めて低廉に売られている犢肉は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...犢(こうし)のごとく鳴いて牝牛を呼び...
南方熊楠 「十二支考」
...その後その牛また白い犢を生み...
南方熊楠 「十二支考」
...この頃は犢の生活も私に対してフランクになって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おそらく犢の生涯に初めての挨拶ではないかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...○犢のカツレツは腿肉を厚さ二分幅一寸ほどに切り肉たたきにてたたき塩胡椒を振掛けメリケン粉を付け玉子の黄身にて包みパン粉を付けサラダ油にて揚げるなり...
村井弦斎 「食道楽」
...なお羊豚の頭も犢の料理法の如くにて食するなり...
村井弦斎 「食道楽」
...犢(こうし)のような一匹の熊野犬が...
吉川英治 「親鸞」
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