...犁(すき)の役目をつとめるらしく思われる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...犁が匙鍬から来たのかも知れぬと考えることも出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...図701は一人の学生が筑前の犁を写生したものから取った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私は日本の犁を沢山写生した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...人間の肉体の大部分はそのうちに土のなかに犁(す)きこまれ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その方を犁舌獄(りぜつごく)へ下すからそう思え」その声が終るか終らないかに...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...壁には鋤(すき)や犁(くわ)や古い蓑(みの)などがかけてある...
田山花袋 「田舎教師」
...まだ犁(くわ)を入れぬ田には...
田山花袋 「田舎教師」
...かれの体格が鋤犁を取るには不適当なのを考えてかれは躊躇した...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...犁(すき)を取ってる百姓の甲(かん)高い声が聞こえていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...犁(すき)のたぐひを棄て去つた彼等...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...スミレ類の名としては支那産の者には上の菫菫菜の外に種類によってなお、匙頭菜、犁頭草、箭頭草、宝剣草、如意草などの名がある...
牧野富太郎 「植物記」
...犁を使う時にはそれを迂廻するかその上を持上げて越さなければならぬ土地であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ただ車を駕しおよび犁(すき)を挽くに堪えたり...
南方熊楠 「十二支考」
...または犁(すき)のサキで済(すく)い揚(あ)げた土を置けば敗(やぶ)れずと...
南方熊楠 「十二支考」
...……これは犁牛(りぎゅう)の尾だよ...
吉川英治 「三国志」
...玄徳はいきなり犁牛(りぎゅう)の帽をなげうって...
吉川英治 「三国志」
...重たげに有史以前の思想で目方のついている犁牛(ヤーク)を見に行ってやりたまえ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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