...彼女の犀利な目線に、僕は怯えた...
...得意の犀利なトークで相手を沈黙させた...
...インターネットの世界は犀利なコメントであふれている...
...犀利な斬新さが話題を呼んでいる映画だ...
...犀利なビジネススキルを持っている人は、経営者として成功することが多い...
...犀利(さいり)の快には富んでゐると思ふ...
芥川龍之介 「点心」
...犀利(さいり)な観察眼を具へた作家だ...
芥川龍之介 「山鴫」
...彼の犀利(さいり)な眼にはおそらく人間のあらゆる偏見や痴愚が眼につき過ぎて困るだろうという事は想像するに難くない...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...官衙(かんが)や商社における組織や行政の不備や吏員の怠慢に対しても犀利(さいり)な批評と痛切な助言を加えたい...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...それは矢張り彼の犀利な目が見通す現実であつた...
徳田秋聲 「和解」
...作者の犀利な観察眼から免れるを得ないが...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...彼は驚くべく犀利(さいり)な透視力を以って各自の顔を通して性格を読み取り...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...或る者は犀利な鑿を振ひ...
牧野信一 「貧しき日録」
...自己の否定する心の犀利(さいり)を矜ったり...
三木清 「語られざる哲学」
...犀利の妙文を以て自ら誇る著者が...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...君は屡々正しい憤怒を洩らしてゐる)犀利な観察...
三好達治 「測量船拾遺」
...むしろ犀利(さいり)なる眼光をもってこの書の弱点を指摘せられる読者の...
柳田國男 「地名の研究」
...犀利(さいり)な頭脳と進退のみごとさには敬服していた...
山本周五郎 「夜明けの辻」
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