...なにかしら特異な才能のある夫にかしずくことの苦労をそれとなく誇っているのにちがいないと思ったのである...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...将来特異な才能を示しそうな柳秋雲をも加えて...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...ある一つの特異な才能を持つてゐる...
萩原朔太郎 「宿命」
...大安寺の諸作は右の諸作ほど特異な才能を印象しはしない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あの諸作がある特異な才能を持った人の作であることは疑いがない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索