...そのために遊星系の中心に位しなければならないというその説もまた彼の考え方に特異な点である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...さいしょはその洋画家の作品の特異なタッチと...
太宰治 「斜陽」
...その特異な作風が...
太宰治 「火の鳥」
...琉球人は特異な地理的事情の下に...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...歴史は特異なる民族生活の発展を...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...すがすがしいくらいに特異な事件です...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...事件がかなり特異なもので劇的なものを彼が捜査した場合もあるのだが...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...自分が特異な存在であることを感じました...
豊島与志雄 「土地に還る」
...そこでは方士などという特異な人間の活躍も...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...しかし私は特異な文體を工夫して...
萩原朔太郎 「宿命」
...私の個性がどんなに特異な感動を持つて生きてゐるかを...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「だが証言の特異な点じゃない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...もつと特異なのだ...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...やはり特異な人だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...その清浄にして特異なる傘状の大きな葉とその紅色もしくは白色の顕著なる花とは...
牧野富太郎 「植物記」
...かつこの特異な意味を有(も)つ科に対して極めて適切な和語が見付らないのであったからだ...
牧野富太郎 「植物記」
...特異な店内風景を偲ぶに足りるから...
正岡容 「大正東京錦絵」
...そこにはもういろいろな異なった判断見方を必要とするいかなる特異な事情も絶対になくなるというようなことには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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