...彼女は新しいバッグを物色している...
...昔のレコードを物色するのが趣味だ...
...今週末に訪れるショップで、服を物色する予定だ...
...オープンワールドゲームで、アイテムを物色するのが楽しい...
...雑貨屋で、お土産を物色していたら可愛いマスコットを見つけた...
...彼はその一軒一軒を物色しながらあるいた...
梅崎春生 「黄色い日日」
...次には民間探偵を物色し...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...犯人(はんにん)が何(なに)かを物色(ぶっしょく)したという形跡(けいせき)もないから...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...アビズマルな心象がしきりに諸々の星座を物色している...
辻潤 「惰眠洞妄語」
...一足の古靴(ふるぐつ)の選定にはじじむさい乞食(こじき)の群れを気長く物色することも必要になるであろう...
寺田寅彦 「映画芸術」
...昔の随筆物なども物色してみたし...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...自分が他の種々の点で優れたと思う画家の中でも色彩の独創的な事において同君と比肩すべき人を物色するのは甚だ困難である...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...ウィリアムが飛びつく前に賊が屋敷を物色したって考えは...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...空いている席を物色して...
豊島与志雄 「田舎者」
...なにか小説の材料になる記録でも物色してるらしかったが...
豊島与志雄 「波多野邸」
...私は誰彼に候補者の物色をお願いした...
中勘助 「結婚」
...代りの女を物色していた矢先...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...さうして自分(じぶん)の將來(しやうらい)を影響(えいきやう)し得(う)る樣(やう)な人(ひと)を物色(ぶつしよく)して...
夏目漱石 「門」
...若い細君でも出て来そうな家を物色した...
宮本百合子 「一太と母」
...先(ま)ず手頃の人間で吾輩のスパイになってくれる者は居ないか……と頻(しき)りに近まわりの人間を物色してみたが...
夢野久作 「爆弾太平記」
...すでに、後から駈けて来た面々も、そこらの地上を、物色したり、そして、芦間に、血に染(し)みて、沈みかけている破れ船を見つけたりして、地だんだを踏んで、呪いや不覚を、口走っていたのである...
吉川英治 「平の将門」
...うす暗い土間を物色した...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...他日ことたひらぐを待ちて物色すべし...
吉田松陰 「留魂録」
便利!手書き漢字入力検索