...彼女は新しいバッグを物色している...
...昔のレコードを物色するのが趣味だ...
...今週末に訪れるショップで、服を物色する予定だ...
...オープンワールドゲームで、アイテムを物色するのが楽しい...
...雑貨屋で、お土産を物色していたら可愛いマスコットを見つけた...
...帝劇中の見物をのこらず物色をしてやるんだのに...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...私(ひそか)に一族の中(うち)を物色した...
芥川龍之介 「忠義」
...その二人のさす方向線の相会するあたりに何があるかを物色してみた...
寺田寅彦 「人魂の一つの場合」
...竹村君は前屈みになって硝子(ガラス)箱の中に並べたまじょりか皿をあれかこれかと物色しているが...
寺田寅彦 「まじょりか皿」
...彼れはその日の書物を物色していた...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...空いている席を物色して...
豊島与志雄 「田舎者」
...歩廊に立って二三人の乗客を物色していると...
豊島与志雄 「微笑」
...方向を物色することは忘れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして自分の将来を影響し得るような人を物色して...
夏目漱石 「門」
...まず次の間に入り蓉子および長女久子の枕元を物色中...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...あれこれとめぼしいものを物色しながら...
松本泰 「宝石の序曲」
...二人づれの国学院の学生がその時入って来て、座席を物色した...
宮本百合子 「北へ行く」
...誰かやってくれる人はいないかと物色しても...
武者金吉 「地震なまず」
...ことに三河の本国の村里を物色して...
柳田国男 「雪国の春」
...眼ぼしい少女を物色させる...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「だれだ? そう言うのは」声の主(ぬし)を物色すると...
吉川英治 「江戸三国志」
...しきりに寝床(ねどこ)を物色(ぶっしょく)してきた蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...すでに、後から駈けて来た面々も、そこらの地上を、物色したり、そして、芦間に、血に染(し)みて、沈みかけている破れ船を見つけたりして、地だんだを踏んで、呪いや不覚を、口走っていたのである...
吉川英治 「平の将門」
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