...彼女は新しいバッグを物色している...
...昔のレコードを物色するのが趣味だ...
...今週末に訪れるショップで、服を物色する予定だ...
...オープンワールドゲームで、アイテムを物色するのが楽しい...
...雑貨屋で、お土産を物色していたら可愛いマスコットを見つけた...
...家財道具など物色したが...
犬田卯 「荒蕪地」
...私は筋肉労働ではない仕事をしてみたいものと商売を物色していたが...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...腕を掴んで倒れるための男を物色しに...
谷譲次 「踊る地平線」
...その追憶の余勢は自然に昔へ昔へと遡って幼時の環境の中から馴染(なじみ)の顔を物色するようになる...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...夕方浴後の涼風を求めて神田の街路をそぞろ歩きするたびにはこの「初恋」の少女の姿を物色する五十四歳の自分を発見して微笑する...
寺田寅彦 「青衣童女像」
...うまそうなのを物色しだしました...
豊島与志雄 「白い朝」
...一体作者は誰だろうかと物色してみました...
豊島与志雄 「二等車に乗る男」
...私はいろいろ物色した揚句...
豊島与志雄 「別れの辞」
...彼は群衆のうちにあって直(すぐ)そういう人を物色する事の出来る眼を有っていた...
夏目漱石 「道草」
...宿屋を物色して歩いた...
林芙美子 「瀑布」
...群がっている芸者たちの中を物色した...
火野葦平 「花と龍」
...箸をもつたまゝあたりの空席をきよろきよろと物色しはぢめた...
牧野信一 「奇友往来」
...何となく胡散な眼つきであたりの様子を物色してゐたが...
牧野信一 「夜見の巻」
...それとなくよい候補者を物色しつづけていた長女の行末ばかりは何とも見当が付かずに遺された...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...そして往来に立ち止って花屋を物色した...
森鴎外 「細木香以」
...行きやすい隣の島を物色することは...
柳田国男 「海上の道」
...人の気配を避けた横丁を物色して僕は用を足さねばならないのだ...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...鼻の下の長い男を物色している...
吉川英治 「親鸞」
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