...村のなまけものや物知りがたむろしている...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...モグラがお金持ちで物知りなのはまちがいありません...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...物知りなどには到底なれないのが...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...或は又物知りぶりや見え坊の先生等が...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...諸國の海岸にうち寄せるので物知りだとする...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...そんな物知りになったのですか...
太宰治 「新ハムレット」
...物知り振っている人を...
太宰治 「恥」
...天晴(あっぱれ)天下の物知り顔をしているようで今日から見れば可笑(おか)しいかもしれないが...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...都の物知りから聞いてきたところでは...
豊島与志雄 「雷神の珠」
...と物知りは言ったそうです...
豊島与志雄 「雷神の珠」
...多くは互に議論を闘わして半分は物知り自慢をするという位にとどまっていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...今日等(きょうなど)は這入り頃ですよ」と物知り顔に述べたのを見ると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...店中に旦那が一番の物知りにて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...『お前は利口だし、たぶん物知りだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...自分は物知りと思っています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...いや今なお生きている人の中で一番の物知りで・しかもその精神がきわめて洗練されていて公正な・じつに我がトゥルネブス*の兄弟ともいうべき・あのユストゥス・リプシウス**のような人が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鳥の中でいちばん物知りのバタキーというカラスが...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...まだ若干の物知りの間に...
柳田国男 「山の人生」
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