...我々を海岸まではこぶ二マイルを彼等は物凄い程の元気で漕(こ)いだ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我々が到着した時建物は物凄い勢で燃え...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それほど物凄い、ただならぬ音響がした...
海野十三 「蠅」
...欧羅巴も今度の物凄い戦争を経て...
薄田泣菫 「茶話」
...明治の聖代に母親(おふくろ)の口から出ては物凄い...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...あの中に投り込めば、俺もお前も、この物置も、木端微塵(こつぱみぢん)に吹き飛ばされた上、百樽の毒藥は、神田上水の大樋(おほどひ)の中に流れ込むぞ――」「――」寸毫(すんがう)の隙もない相手の氣組と、その物凄い顏色、わけても思ひもよらぬ言葉に、さすがの平次も驚きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二度と見られないやうな物凄いものだつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これは全く物凄いものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...石突(いしづき)の付いた物凄い棹(さお)を取出し...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(多くの物凄い怪談は...
萩原朔太郎 「夢」
...物凄い顔で私をじっと見つめたのである...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...この物凄い光景(ありさま)を見て...
平林初之輔 「予審調書」
...他の二人は物凄いばかりに大きな男で両方共に湿性であつた...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...顔の変色、物凄い表情など、その他すべて、ブルウス・テイラアの場合と完全におなじだった...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...物凄い顔で往きつ戻りつしている...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...物凄い格構だつたに相違ない...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...これ以上の物凄い話...
松崎天民 「友人一家の死」
...その様子を見てみんなはもう一度物凄い程の声で万歳を叫んだ...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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