...有毒な砂糖菓子とその検出法飴玉、果物入り飴、その他の種類の砂糖菓子、とくに下級のキャンディはしばしば公道で子供たちを誘惑して売られていて大きく悪用されている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...とんだ物入りでした...
梅崎春生 「凡人凡語」
...私は何や彼や今まで私たちのことで物入りが嵩んだと云われますので...
「草藪」
...そして存外物入りは少かった...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...商人の宣伝は鳴物入りでなかなか巧妙です...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この一行は角兵衛獅子のような嗚物入りの一行とは違って...
中里介山 「大菩薩峠」
...重三郎から見ると信心は物入りだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鳴物入りで平次の家へ飛込みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鳴物入りで迷子の/\お扇さんでもあるめえ」ガラツ八がまた無駄を挾むのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一字一字鳴り物入りで所作事をしているよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鳴物入りで漕ぎ上がつたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鳴物入り道具ばなしと肩へ書かれてある定式幕...
正岡容 「小説 圓朝」
...鳴り物入りの落語を多く演じていた私は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...大阪放送局から毎月鳴り物入りの自作や西洋種の噺を放送しだしたのがその翌年あたりから...
正岡容 「わが寄席青春録」
...松竹座の花形説明者で私の美文たくさんで書いていた幻想小説が大好きで多少私張りの美文で情熱的な「椿姫」の説明などに全関西の女学生たちの憧れの的になっていた里見義郎君の紹介でニットーレコードへはじめて鳴り物入りの噺を吹き込み出したのが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...物入りでもあり且つ心もと無いから...
柳田國男 「どら猫観察記」
...二番目は普通の鳴物入り...
山本笑月 「明治世相百話」
...「反物入りまションか」と云っているだけです...
夢野久作 「クチマネ」
便利!手書き漢字入力検索