...余程(よほど)大物らしいね」「木島君は...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...何か母の手荷物らしいものを置いて出て行つたのは受附の大木さんらしかつた...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...長方形の金鍍金(めっき)をした安物らしい歌い(オルゴール)時計が現れた...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...その主要人物らしいのには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いかにも過去(すぎさ)つた時代の遺物らしく放棄された悲しい趣(おもむき)を示してゐる...
永井荷風 「水 附渡船」
...ペルシャ物らしい壁掛も...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...灰と何やら得體の知れぬ南蠻物らしい藥品を混ぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この着物を着て手伝いに来てくれというんでしょう――どうせ私は着物らしい着物はないでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中年の好人物らしい主人は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...どっしりとして実にボリュームのある大毛皮外套が黒い柔かさ動物らしさで美事な調和を示し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...山寺の僧都の贈り物らしい物を出した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏が拝見することを予想して用意あそばされた物らしい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...甚五郎の物らしい大小の置いてあるのに気がついた...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...染物らしい染物は友禅で始まり友禅で完(まった)くせられたといっても過言ではないのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...すぐに安物らしい白地の博多帯をさぐってみると……どうだ……ムクリムクリ……ヒクリヒクリと蠢く胎動がわかるではないか……たしかに姙娠五箇月以上である...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...おそらく老女の生命(いのち)以上に大事にしている物らしいから盗れない...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...それが彼の持っているほんとの物らしい鋭い眼で...
吉川英治 「源頼朝」
...計り知れぬ大きさの書物らしきものが収められ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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