...彼らの友情は牢固だ...
...会社の地位が牢固になった...
...彼女は自分の意見を牢固に信じている...
...安全な建築物を建てるためには、牢固な基盤が必要です...
...信頼関係はお互いをよく知ることが大切で、そのためには牢固なコミュニケーションが必要です...
...吾人の民族的理想の基礎を牢固(らうこ)ならしめむがために...
石川啄木 「閑天地」
......
上村經吉 「海島冐險奇譚 海底軍艦」
...牢固(ろうこ)たる精神ありて戦敗はかえって善き刺激となりて不幸の民を興します...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...牢固たるものがあつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...数世紀来牢固(ろうこ)たる特性を保有してるフランス民族だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...牢固(ろうこ)な壁や整った窓が下界の雨をすっかり遮(さえぎ)っていた...
原民喜 「秋日記」
...特に、寺院や旗本やしきに、隠し売女をかくまって、ひそと、労力のない利をむさぼる習慣は、以来、抜けきらないものになって、これが、柳営の大奥とも、いつのまにか、肉欲の地下道をつくり、奉行所の力でも、今では、牢固として、触れ難いものにすらなっていた...
吉川英治 「大岡越前」
...奇蹟を行う者だという考えは牢固(ろうこ)として抜くべからざる一般の通念になってきた傾きすらあった...
吉川英治 「三国志」
...足利の存在とその実力を牢固(ろうこ)なものに思わせ...
吉川英治 「私本太平記」
...牢固(ろうこ)として持っている野武士の頭領(かしら)とは...
吉川英治 「新書太閤記」
...牢固(ろうこ)たる一城がいつのまにか聳(そび)えていたというような――不覚をとらんものでもありませぬぞ」「いかにも」「ご承知か」「あはははは...
吉川英治 「新書太閤記」
...牢固(ろうこ)たる門徒勢力が錯綜(さくそう)していて...
吉川英治 「新書太閤記」
...法然が牢固として信じるところでござる」「その御教(みおし)えは...
吉川英治 「親鸞」
...牢固としてうごかしがたい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...専横暴慢な脂(あぶら)ぎった浄海入道(じょうかいにゅうどう)という牢固(ろうこ)としてぬき難い先入観の障壁に囲まれているせいも大いにあるでしょう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...牢固としてうごかし難しい庶民の持った庶民史談というものもある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...かれには牢固(ろうこ)たる勢力がある...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...牢固(ろうこ)として抜き難い力を持っているからであった...
吉川英治 「源頼朝」
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