...その年の大晦日に渡邊とともに出版書の始末を終つたところに...
石川三四郎 「浪」
...出版の先覚としても私は常に私淑している...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...無心状9・23(夕)著述家が書物を出版すると...
薄田泣菫 「茶話」
...その繪から受けた暗示が創作的な版畫の夢になつたらしくも思はれる...
竹久夢二 「砂がき」
...新聞の都下版の片隅に小さく出る...
太宰治 「家庭の幸福」
...三色版が色彩に対しても不忠実であるのみならず...
寺田寅彦 「蓄音機」
...出版のむつかしい今日にこの刊行を引うけられた事は誠に嬉しかつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...「和英對譯商用便覽」を出版してゐること...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...新聞紙――この代表的なジャーナリズム機関――の趨勢と其の他の出版物の趨勢との開きから証明することが出来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...すでにどこからか出版されたこともあるとかいう噂を聞いたが...
戸坂潤 「読書法」
...第1図版第2図版第3図版第4図版第5図版第6図版第7図版第8図版第9図版第10図版第11図版第12図版序この本は雪の結晶について私が北海道で行った研究の経過及びその結果をなるべく分りやすく書いたものである...
中谷宇吉郎 「雪」
...デカメロンそのままを春陽堂から出版したって読み手はないにきまっている...
夏目漱石 「創作家の態度」
...版木彫りの下職に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...版木屋の新吉を振り捨てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「ここへ来たとき夕刊紙の早版で読んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...けだし各版の差異が大である上に...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...蟾蜍(ひきがえる)の頭に魔法と医療上神効ありてふ蟾蜍石(ブフォニット)ありなど(一七七六年版ペンナント『英国動物学(ブリチシュ・ゾオロジー)』三巻五頁)多く言ったは...
南方熊楠 「十二支考」
...時々には、近くに、時事を諷した落首が貼られたり、瓦版の呼売りが、京都の志士の暗躍や、市井の押込み沙汰などを、触れ廻った...
吉川英治 「脚」
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