...「猫股にねころがる」は疲れた時や寝る時に片膝を立てて横になる姿勢です...
...死んで行ったに違いない!)片膝(かたひざ)をついて...
梅崎春生 「桜島」
...力一杯片膝下に捻伏(ねじふ)せているのは...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...片膝くずしに坐ってる彼女は...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...父の横へ片膝を立てて...
直木三十五 「南国太平記」
...片膝を立てて凭れていた...
直木三十五 「南国太平記」
...「誰だい」与八は片膝を立てながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...親分」全竜は縁側に片膝を突いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...床に片膝をついて...
牧野信一 「〔モダン紳士十誡〕」
...やや下手に向ひ、右の片膝をつき、刀を抜きて下に置く...
三木竹二 「いがみの権太」
...そっと片膝をついてそれに見とれました...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...片膝立ちになって赤いものをちらちらさせるという...
山本周五郎 「青べか物語」
...あさ子は片膝立ちになって啖呵(たんか)を切った...
山本周五郎 「青べか物語」
...慥かにこの人です」千之助は片膝立ちになって...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...英国の紳士達の前に片膝立てつついみじき占(うらなひ)を致すさまも見え申し候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...玄蕃の立(た)ち竦(すく)んでいる前へ来て片膝を折った...
吉川英治 「剣難女難」
...片膝立ての体をななめ構えに...
吉川英治 「私本太平記」
...六部(ろくぶ)はわきへ片膝(かたひざ)をついた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...戻ってくるなり虚無僧の足もとへ片膝片手をつきながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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