...彼女は彼が自分の片腕だと思っている...
...そのプロジェクトにおいて、彼女は会社の片腕となって働いた...
...父親は私たちにとって言葉だけでなく、生活の片腕でもある...
...彼は事業の成功に欠かせない彼女の片腕だ...
...彼女は昔から彼に頼られることが多く、彼の片腕のようになっている...
...筋をちがえた片腕を肩に釣って疼痛(とうつう)にボロボロ泪を流しながらも...
海野十三 「恐しき通夜」
...当時の警視総監デマリオン氏の片腕となって働いた男です」「成程...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...その村の人の眼に野猪の片腕が見えた...
田中貢太郎 「殺神記」
...彼女は柔らかい片腕をおれの首に巻いた...
豊島与志雄 「朝やけ」
...ギリシャの寛袍(かんぽう)のように仮衣をまとった女主人公が、片腕を挙げ、頭をたれて、やはりアンチゴーネらしい演じ方をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...片腕が、落ちてる筈じゃ」と、いつもの調子で云った...
直木三十五 「南国太平記」
...皆さん、その手をここへ持って来て、お武家様にお目にかけるがよいぞや、お見覚えがありなさんすかも知れぬ」「それもそうでござんすな」お浪が拾って来た、がんりきの片腕...
中里介山 「大菩薩峠」
...あとから来たのは片腕が無いようであった...
中里介山 「大菩薩峠」
...この男に片腕のないことでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...父親の片腕を切られて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...片腕を袖に入れた若い女が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あなたのは片腕だけでなんぼかましですが...
火野葦平 「糞尿譚」
...その片腕は頭の上に載せてある水瓶(みづがめ)を支(さゝ)へる爲めに恰好よく擧げられてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...金は国力を張る一つの片腕である...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...……仲間にハドルスキーといって団長の片腕になっている露西亜人がいる...
夢野久作 「暗黒公使」
...おぬしも俺の片腕になって手伝え」「いや...
吉川英治 「三国志」
...軍師孔明の片腕にもなるべき重職についたわけである...
吉川英治 「三国志」
...その中に最初からのマガリャンスの片腕ドゥアルテ・バルボサ...
和辻哲郎 「鎖国」
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