...彼女は彼が自分の片腕だと思っている...
...そのプロジェクトにおいて、彼女は会社の片腕となって働いた...
...父親は私たちにとって言葉だけでなく、生活の片腕でもある...
...彼は事業の成功に欠かせない彼女の片腕だ...
...彼女は昔から彼に頼られることが多く、彼の片腕のようになっている...
...片腕もあげなかった奇怪の人物...
海野十三 「恐しき通夜」
...それから昨日(きのう)山野氏にあてて郵送して来たもう一つの片腕の指紋を取って...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...さき程犬の銜えて来た片腕を除いては...
江戸川乱歩 「鬼」
...花園京子の片腕を切断する打合せの一通があった...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...それは象のように膨大した片腕を根元から切り落とすのであった...
寺田寅彦 「映画時代」
...片腕の熊さんなどが...
徳永直 「戦争雑記」
...片腕くらいくれてやっても惜しまなかったろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「どうぞこの悪い奴の片腕を...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう一本の片腕をぶち落されるくらいが落ちだろう……色狂(いろきちが)い!」「その御意見は有難えが...
中里介山 「大菩薩峠」
...金座の御金改役(おかねあらためやく)後藤庄三郎の片腕と言はれた利け者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...錢形平次の片腕と言はれた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人間お秋(26)その弟(16)沢子(22)秦(中年の仲仕)阪井(片腕の仲仕)初子(24)町田(25)杉山(36)女将客達仲仕達場或る港の酒場(一)沢子の室六畳...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...片腕の、それ、何と言つた、今の連中が言つた、なあお秋んべ、さうだ阪井なんて男は、さう言つたんださうだけど、なにしろ、仲仕の方は昔からのしきたりで親方がゐたり何かして、うまく行かないんださうだ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...その片腕がすっかり焼けるのを我慢した」という話さえ物語っているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たしかに片腕だったと覚えています」六郎兵衛は歯を剥きだし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...強く甲谷の首がオルガの片腕に締めつけられた...
横光利一 「上海」
...繃帯(ほうたい)した片腕を首に吊(つ)り...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まだ繃帯(ほうたい)のとれぬ片腕が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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