...彼女は彼が自分の片腕だと思っている...
...そのプロジェクトにおいて、彼女は会社の片腕となって働いた...
...父親は私たちにとって言葉だけでなく、生活の片腕でもある...
...彼は事業の成功に欠かせない彼女の片腕だ...
...彼女は昔から彼に頼られることが多く、彼の片腕のようになっている...
...「綱が切った鬼の片腕……待てよ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...平手造酒(ひらてみき)の片腕より女郎が反(そ)るぜ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...ロリー氏は自分の片腕を令嬢の腰にしっかりとして...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...自分の片腕に彼女の片手を通したままにしていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この巨人は表広間の壁から金色の片腕を………… この巨大な金色の片腕というのは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...片腕か」「女に手を出して...
直木三十五 「南国太平記」
...「血の塊と言わんすか」駈けて行って見ると、「おう、気味の悪い、人の片腕、こりゃ人間の片腕ではございませぬかいなあ」落葉の上の片腕、血は雨に打たれてドロドロにとけて流れている...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の片腕に違いございませんな」七兵衛はその片腕を棒の先で砂洲(さす)の上へ掻(か)き上げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...親父の片腕を無くさせた相手を取っちめて下さいって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこは銭形親分の片腕と言われた小判形の八五郎だ」「…………」「番頭の和助(わすけ)り横っ面へ叩きつけて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三輪の萬七の片腕といはれた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...片腕を袖に入れた若い女が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...関は立派な良人を持つたので弟の為にも好い片腕...
樋口一葉 「十三夜」
...私はこれから内職なり何なりして亥之助が片腕にもなられるやう心がけますほどに...
樋口一葉 「十三夜」
...その片腕は頭の上に載せてある水瓶(みづがめ)を支(さゝ)へる爲めに恰好よく擧げられてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...大公妃が片腕をひっつかみ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...片腕を一寸彼の腕にさしてみた...
横光利一 「旅愁」
...」と遊部の片腕を掴んで引きよせようとしたので...
横光利一 「旅愁」
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