...机に片肘をつく...
...片肘をついて考え込む...
...バーでは片肘をついてお酒を飲むのがマナー...
...片肘をついて仕事すると肩が凝る...
...会話中に片肘をつくと失礼にあたることがある...
...片肘(かたひぢ)ついてごろりと横になつた...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...葉子は猫板(ねこいた)に片肘(ひじ)を持たせながら...
有島武郎 「或る女」
...白状しっちまえ」「それがどうして?」葉子は左の片肘(ひじ)をちゃぶ台について...
有島武郎 「或る女」
...)編物に倦きたといふ態(ふう)で、片肘を机に突き、編物の針で小さい硝子の罎に插した花を突ついてゐた...
石川啄木 「札幌」
...……」お母さまは机の上に片肘(かたひじ)を立て...
太宰治 「斜陽」
...大袈裟(おおげさ)な事を片肘(かたひじ)張って言い出す仕末で...
太宰治 「千代女」
...カウンターに片肘(かたひじ)をのせて立っているおかみさんの顔を見た...
太宰治 「眉山」
...片肘(かたひじ)の折れた肘掛椅子(ひじかけいす)に坐(すわ)っているのは...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...それはつまり野合の恋愛であって――」石の卓に片肘(かたひじ)をついている深水の演説口調を...
徳永直 「白い道」
...小野さんは片肘(かたひじ)を放して...
夏目漱石 「虞美人草」
...片肘でブリーフケースを突きながら...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...寝転んで片肘ついて...
林芙美子 「瀑布」
...藁の上に片肘を立てようとしたが...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ただ片肘(かたひじ)をそのなめらかな崖ぎわにかけて落ちないようにしているだけなのであるが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...メイが片肘(ひじ)を突いて座り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...その時はずみに片肘が一人(ひとり)の娘に打(ぶ)っ衝(つ)かる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...俯向いて片肘をつきながら書く姿勢になる...
柳田国男 「故郷七十年」
...舟べりへ片肘(かたひじ)を乗せ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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