...なかなかおいそれとは片付くまいと思います...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...午前中に片付く仕事でも三時頃まで引延ばすという悪い癖がつけられるのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...上古史は手際さへよくやれば大抵の事は片付く...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...嫁入しては――一片づきに片付くではないか...
直木三十五 「南国太平記」
...倶に蔵書を取片付くる中突然悪寒をおぼえ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...要するにこういう問題はなかなかそう簡単には片付くものではないことを了解してもらえればよいのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...「じゃどうすれば本当に片付くんです」「世の中に片付くなんてものは殆(ほと)んどありゃしない...
夏目漱石 「道草」
...「それで何もかも片付くだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...物事が早く片付くでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...事件の片付くまでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...せいぜい一年で片付くという...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...テーブルが片付くと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「松岡どののお帰りがあればこのものは片付くというもの...
本庄陸男 「石狩川」
...悪い常談だ」と包を片付く...
三木竹二 「いがみの権太」
...自分も肥え太りまたその辺も片付くのだが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それでも五六軒も大持てに持てて高価(たか)い魚がアラカタ片付く頃になりますと...
夢野久作 「近世快人伝」
...まづ/\此の死骸を片付くるこそ肝要ならめ...
夢野久作 「白くれない」
...学校が済んで級長の仕事が片付くと...
夢野久作 「木魂」
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