例文・使い方一覧でみる「片々」の意味


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...一片々々に査(しら)べ視よ...   一片々々に査べ視よの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...片々(かたかた)の人指(ひとさし)ゆびで...   片々の人指ゆびでの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...或は片々だけに下げているもの...   或は片々だけに下げているものの読み方
上村松園 「中支遊記」

...片々の底革にて摩る...   片々の底革にて摩るの読み方
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」

...三度松山に帰省した間の片々たる記憶である...   三度松山に帰省した間の片々たる記憶であるの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...好雪片々不落別処(すこし...   好雪片々不落別処(すこしの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...それに目も片々(かた/\)は好く見えないと申しますが...   それに目も片々は好く見えないと申しますがの読み方
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」

...花笄の片々する/\とぬけて...   花笄の片々する/\とぬけての読み方
長谷川時雨 「うづみ火」

...片々(かたかた)の耳元でも懐しい面(かお)「もう見えぬもう見えぬもう見えぬ」「見えん筈じゃ...   片々の耳元でも懐しい面「もう見えぬもう見えぬもう見えぬ」「見えん筈じゃの読み方
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」

...少くも片々(かた/\)の目で虚空の或る一点を睨んでゐる...   少くも片々の目で虚空の或る一点を睨んでゐるの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」

...木の葉にからんで指摘することも出来ない無数の片々が...   木の葉にからんで指摘することも出来ない無数の片々がの読み方
牧野信一 「鬼の門」

...雪の片々に心をもたせかけて歩きます...   雪の片々に心をもたせかけて歩きますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...どこでも片々となりやすいのです...   どこでも片々となりやすいのですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...片々たるものにはつくし切れないのね...   片々たるものにはつくし切れないのねの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...片々の目が隠れるようにして通るのを見るでしょう...   片々の目が隠れるようにして通るのを見るでしょうの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...あゝ! この瞬間、その船は何處にゐるのか、その「レオポルデイヌ」は? 無論、彼方に、あの恐ろしい遠い氷島の彼方に、見捨てられ、片々に碎かれて、失はれて‥‥そしてその考へはいつも同じ、執念い幻となつて終つた...   あゝ! この瞬間、その船は何處にゐるのか、その「レオポルデイヌ」は? 無論、彼方に、あの恐ろしい遠い氷島の彼方に、見捨てられ、片々に碎かれて、失はれて‥‥そしてその考へはいつも同じ、執念い幻となつて終つたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...また片々たる落葉の脆(もろ)さに似てしまう...   また片々たる落葉の脆さに似てしまうの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...どこから紛れてくるのか、遅桜の片々が、晩春の印影を、わずかに描いているだけで、泉殿のあたりであろうか、蛙の声が遠く聞える...   どこから紛れてくるのか、遅桜の片々が、晩春の印影を、わずかに描いているだけで、泉殿のあたりであろうか、蛙の声が遠く聞えるの読み方
吉川英治 「平の将門」

「片々」の読みかた

「片々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「片々」


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告白する   二元論   バンバン  

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