...片々たる批評家の言葉の為にも...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...その片々は一幅の大畫圖となりて我前に横はれり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...厚さ六分ぐらいの青黒い表土が片々と剥ぎ取れた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...絶交料三千円は随分いいもうけをしたぜ」落ち散りたる証書の片々を見つめ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...午後門外を歩むに耕したる水田に鳥おどしの色紙片々として風に翻るを見る...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...片々(へんぺん)になったのや...
中里介山 「大菩薩峠」
...仕方がないので片々で十分に踏みかためては一足のぼり...
長塚節 「痍のあと」
...片々に抑えて片々に弾(はじ)く爪の...
夏目漱石 「虞美人草」
...花笄の片々する/\とぬけて...
長谷川時雨 「うづみ火」
...少くも片々(かた/\)の目で虚空の或る一点を睨んでゐる...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」
...鱗雲の片々が見えたから...
牧野信一 「鬼の門」
...決して片々的片手間仕事にはしません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これら片々たる小印刷物もまんざらバカにならぬ代物...
山本笑月 「明治世相百話」
...この片々は、風のために八方へ投げられた落ち水からつくられるのであつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...あゝ! この瞬間、その船は何處にゐるのか、その「レオポルデイヌ」は? 無論、彼方に、あの恐ろしい遠い氷島の彼方に、見捨てられ、片々に碎かれて、失はれて‥‥そしてその考へはいつも同じ、執念い幻となつて終つた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...そのあとを片々として舞い...
吉川英治 「私本太平記」
...瀬の渦に巻かるる落葉の片々たる浮沈(ふちん)のすがたのように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...私事片々幸い、この五月三十一日には、大阪の朝日会館で恒例の愛読者大会がある...
吉川英治 「随筆 新平家」
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