...醒めたる時は心地爽(さはや)かになりて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...誠に気分を爽快にした...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...爽快な気分で朝まで熟睡した...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...颯爽と敵城さして驅けいだす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかしてかの維新先達の諸公はなにゆえにこの快活豪爽(ごうそう)なる東洋流の英雄をば学ばずしてかえって謹厳端正なる米国の創業者のごときものを擬したるか...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...如何にも爽やかな感じである...
中島敦 「環礁」
...お勝手で爽(さは)やかに返事をしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...甘美で爽(さは)やかな體臭を感じさせる娘でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...故意に颯爽として...
牧野信一 「円卓子での話」
...自我への屈従にまで陥落し去るものきみらは自由の歌を愛欲の替台辞(ヴァリエーション)で歌ひ×××組織を×××ぬ剣をもて遂げようとする時の潮がどんなにわれらに辛かろうとほうはいたる勝利の歌を響かしめえぬ聾いたる耳殻をして広らかにうち開らかしめ死と幽囚の一こま/\を強く――蒼鉄の大空にまでわれらの精神の鋼条と爽かな自負をもて貫かしめよ!」今夜の食事を――この椀に何度目...
槇村浩 「長詩」
...清爽極まりなしといつた感じだ...
正宗白鳥 「『アルプスの眞晝』(セガンチーニ作)」
...これから少しは秋らしく爽やかになるでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今のこの野人の爽かな身震いは...
横光利一 「旅愁」
...一層この午前が爽やかだった...
横光利一 「旅愁」
...爽(さわ)やかに...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...爽(さ)やかにここを立ち出でたい」「ごもっともにござりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...非常にそちは爽(さわ)やかそうに...
吉川英治 「新書太閤記」
...若々しい颯爽な気が躍っている...
吉川英治 「随筆 新平家」
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