...爽かに流れこんできた...
池谷信三郎 「橋」
...朝の爽涼の氣が漲つてをるやうな感じがした...
高濱虚子 「横山」
...あれにちょっと似た不思議な爽快(そうかい)感を与える声で...
高見順 「如何なる星の下に」
...爽やかな気持がしたのを覚えています」...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「十時五十分の急行」
...英気颯爽(さっそう)としているナ」柳沢の顔を見守りながら...
近松秋江 「うつり香」
...五月一日(一九三九年)の昧爽...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...別人のように颯爽(さっそう)として居ります...
野村胡堂 「悪人の娘」
...爽(さわ)やかな美しい娘ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此上もなく爽やかな朝でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ポオン、と爽快な音がし、シュシュッ、と白い泡が吹きだす...
火野葦平 「花と龍」
...氣持ちを爽かにする食物...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...といふやうな爽々しい気持が...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...その花が爽かで明るく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...好(よ)く寐た跡のように爽快な感じが体中(からだじゅう)に漲(みなぎ)っていた...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...気持も明るく爽やかで...
山本周五郎 「菊千代抄」
...その河口の古層デルタの水平層へ二輪廻形の累層を新鮮な上着のやうに爽々しく着始めた...
横光利一 「静かなる羅列」
...颯爽として帰途についた...
吉川英治 「三国志」
...爽やかになると答えた...
吉川英治 「親鸞」
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