...涼しくそして爽快な...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...精一杯な爽快さを声に表わして...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...探偵にすべてを打ち明けて爽やかになった気持の中を往来してくるものは...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...清爽たる気魄である...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...こういう爽快な感じというような複雑な現象は...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...爽(さわ)やかな美しい娘ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...爽快(さうくわい)でさへあつた...
林芙美子 「浮雲」
...爽(さは)やかになりましてございます」「四五回続けると...
林芙美子 「浮雲」
...僕は焼けのこった東京の街の爽(さわ)やかな鈴懸(すずかけ)の朝の鋪道(ほどう)を歩いた...
原民喜 「鎮魂歌」
...……僕はだんだん爽やかに人心地がついてくるようだ...
原民喜 「鎮魂歌」
...眼の覚めるような爽々(すがすが)しい緑の野良(のら)を...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...爽々しかつたとは云ふものの...
牧野信一 「駆ける朝」
...最初に出かけた時と同様に爽かに活溌になるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...はげちょろけの浴衣でフーフー云いながら爽快なところもあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その爽やかさ、疲れなさを忘れられず、どうしてもそこを標準にして健康をはかるものだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...爽やかに花の香を送ってくる」と岡安はゆっくり云った...
山本周五郎 「さぶ」
...急に掌を返すやうな爽快な気持ちになつた...
横光利一 「マルクスの審判」
...帰って来た郷のりりしい清爽さを身に沁み覚えて戸を閉めだ...
横光利一 「旅愁」
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