...爛々たる太陽が沈みかけると...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ダリアの眼は悪戯者(いたずらもの)らしく爛々(らんらん)と輝いた...
海野十三 「赤外線男」
...もう誰(た)れもあの爛々(ぎら/\)した太陽(たいやう)を拜(をが)まぬやうにもなるであらう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...雙(ふたつ)の眼(まなこ)爛々とさながら燃ゆる火の如く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...初秋の空に爛々と*耀く星を見る如し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...自らは其爛々の二つの眼...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...あたり見はし爛々の槍を投げつく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...面(かお)の色がよくないぞ」南条はその爛々(らんらん)たる眼で...
中里介山 「大菩薩峠」
...爛々(らんらん)と光っております」「そうか――」「滅多に口は利(き)きませんが――急所急所で...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳のパックリとあいた額の真中の眼が爛々(らんらん)と輝きはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...マリア観音(かんのん)!」好奇にみちた彼の眼は素晴らしい発見に爛々(らんらん)と燃えて...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...爛々たる眼であらぬ天の一角をいつまでも凝視した...
牧野信一 「悲しき項羽」
...爛々たる焔の上に落ちたのである...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...金紙の眼玉が爛々と陽に輝き...
牧野信一 「山峡の凧」
...爛々たる真剣の眼を輝かすばかりであつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...爛々たる焔の上に自慢の力瘤をあぶつた...
牧野信一 「武者窓日記」
...その面(おもて)にかがやいている爛々(らんらん)たる双眸にも胆(きも)をひしがれて...
吉川英治 「江戸三国志」
...眼(まなこ)は爛々(らんらん)...
吉川英治 「剣難女難」
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