例文・使い方一覧でみる「燹」の意味


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...兵(へいせん)のために焼かれた村落の路には...   兵燹のために焼かれた村落の路にはの読み方
田中貢太郎 「太虚司法伝」

...兵(へいせん)という文字が頭に浮んだ...   兵燹という文字が頭に浮んだの読み方
寺田寅彦 「震災日記より」

...敵の兵(へいせん)に都城の亡び燒くる前』326 メネラオスと一騎討し危きに臨める時トロイア軍は彼を助けざりき...   敵の兵燹に都城の亡び燒くる前』326 メネラオスと一騎討し危きに臨める時トロイア軍は彼を助けざりきの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...斯くしてアカイア水陣は凄き兵(へいせん)免れぬ...   斯くしてアカイア水陣は凄き兵燹免れぬの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...無慚の兵を 435攘ひて水師防ぐこと少しも汝望まずば...   無慚の兵燹を 435攘ひて水師防ぐこと少しも汝望まずばの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...645しかはあれどもアルゴスの衆人中にわれを彼、アートレ,デース無禮にも、さながら一の放浪の徒たるが如く恥ぢしめし時を思へば、憤激はわが胸そゝる、いざ歸り我の答を傳へ曰へ、プリアミデース・ヘクトール勇を奮ひてアルゴスの 650子らを殺しつ、兵に船を亡し、進み來てミルミドネスの陣犯す其時未だ到らずば、われ鮮血を流すべき戰思ふことあらず...   645しかはあれどもアルゴスの衆人中にわれを彼、アートレ,デース無禮にも、さながら一の放浪の徒たるが如く恥ぢしめし時を思へば、憤激はわが胸そゝる、いざ歸り我の答を傳へ曰へ、プリアミデース・ヘクトール勇を奮ひてアルゴスの 650子らを殺しつ、兵燹に船を亡し、進み來てミルミドネスの陣犯す其時未だ到らずば、われ鮮血を流すべき戰思ふことあらずの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...一方は敵を攘ひて兵に舟を燒打するを得ず...   一方は敵を攘ひて兵燹に舟を燒打するを得ずの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

... 300船より敵の兵をアカイア軍勢攘ひ得て...    300船より敵の兵燹をアカイア軍勢攘ひ得ての読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...其後天正の兵にも焚(やけ)しこと幽斎紀行に見ゆ...   其後天正の兵燹にも焚しこと幽斎紀行に見ゆの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...近古罹兵而散亡」と云つてあるが...   近古罹兵燹而散亡」と云つてあるがの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...縦(たと)ひ天災兵(へいせん)を閲(けみ)しても...   縦ひ天災兵燹を閲してもの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...信貴越大阪兵(へいせん)の余焔(よえん)が城内の篝火(かがりび)と共に闇(やみ)を照(てら)し...   信貴越大阪兵燹の余焔が城内の篝火と共に闇を照しの読み方
森鴎外 「大塩平八郎」

...松千代とてまだ幼いし」兵(へいせん)の黒煙みなぎる空を見ては...   松千代とてまだ幼いし」兵燹の黒煙みなぎる空を見てはの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...庶民に兵(へいせん)の苦しみも及ぼさずに行えることですから...   庶民に兵燹の苦しみも及ぼさずに行えることですからの読み方
吉川英治 「三国志」

...兵(へいせん)から救われたことは...   兵燹から救われたことはの読み方
吉川英治 「三国志」

...京都は兵(へいせん)に見舞われた...   京都は兵燹に見舞われたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...兵(へいせん)は...   兵燹はの読み方
吉川英治 「親鸞」

...兵(へいせん)の禍(わざわ)いもうけず...   兵燹の禍いもうけずの読み方
吉川英治 「親鸞」

「燹」の読みかた

「燹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「燹」


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