...帯の縮緬(ちりめん)と頭の装飾とは燦然としている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...十間四方の本堂、仁王門をひかへ、觀音堂をひかへ、一切經藏をひかへ、鐘樓をひかへて、老杉の森の中に、燦然として光る...
大町桂月 「鹿野山」
...三重の塔、連なれる老杉と高さを競ひ、畫橋縹渺、朱欄水に映じ、祠宇宏壯、丹碧燦然として、峭壁の間に光彩を放つ...
大町桂月 「冬の榛名山」
...燦然として光彩眼を奪う...
高木敏雄 「比較神話学」
...武人の姿はやがて内裏のような金光燦然とした宮殿にかわった...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...世界歴史に燦然として光輝を放つべき南京入城式の壮観が...
種田山頭火 「其中日記」
... 115燦然として耀ける手綱を取りてネストール...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...光明かくて燦然と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...燦然として悉く人目を集むるものにあらざるはなし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...燦然と黄金色に輝く夕陽が宙にかかっていた...
豊島与志雄 「幻覚記」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...燦然と晝近い陽に輝くのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...灰の中にあつて、燦然と輝く、生命のまなざしであつた...
原民喜 「かげろふ断章」
...燦然と輝いている...
久生十蘭 「泡沫の記」
...あなたの頭上には金色の後光が燦然と輝き...
牧野信一 「武者窓日記」
...真実夢のやうに燦然と輝いた...
牧野信一 「山を越えて」
...やがて薔薇も匂いそめ単純な希いがたかまり凝って光とともに燃ゆるとき愛するひとよ御身の命も亦溢れわれら鍾愛の花の上へ燦然とふり注ごう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...燦然ときらめく花冠を光のうちに解放しているだけで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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