...燕子花(かきつばた)...
芥川龍之介 「あばばばば」
...柳(やなぎ)に燕(つばめ)を...
泉鏡太郎 「畫の裡」
...「汝(おまへ)は燕(つばくろ)の不在(るす)に燕(つばくろ)の巣に入り...
薄田泣菫 「茶話」
...僕は燕をあそばせる...
スチーブンスン 新美南吉訳 「僕の国」
...官馬の事だから馬が食ってまだよく消化(しょうか)しない燕麦(えんばく)が多量に雑(まじ)って居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ときには燕(つばめ)...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...黒雲は燕巣山の方面から四郎岳の方面にかけて屯していたが...
豊島与志雄 「山吹の花」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...眼もあやなゴブラン織の壁掛が掛け連ねられてある広い待合室には、燕尾服や、勲章や、文官服や、大礼服(ローブ・デコルテ)が溢れるばかりにうち群れていた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...壁にかかっている主人の燕尾服にブラシを掛けるとか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...燕陵は義経記に一方の長を示した...
正岡容 「小説 圓朝」
...うそにもよっぽどどこかに見どこがあると思えばこそ師匠燕枝も...
正岡容 「初看板」
...申し上げた人の次の燕路...
正岡容 「初看板」
...三条に続いて燕(つばめ)で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この笑燕はもともと岡本宮染といって...
山本笑月 「明治世相百話」
...山燕の姿も見えなくなつてしまふ...
吉江喬松 「山岳美觀」
...さらにお燕の顔の半分を...
吉川英治 「大岡越前」
...燕(つばくろ)みたいに引っかけると...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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