...そして熱しやすい気性の人間に違いなかった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...一本気な熱しやすい真心とが輝いていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...――ドミトリイさんがあの熱しやすい性質にまかせて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...実際自分は三沢が「あの女」の室(へや)へ出入(でいり)する気色(けしき)のないのを不審に思っていたが一方ではまた彼の熱しやすい性質を考えて...
夏目漱石 「行人」
...兄の方が熱しやすい性(たち)だけに...
夏目漱石 「行人」
...真底そうだからそういうのです」兄の神経の鋭敏なごとく自分は熱しやすい性急(せっかち)であった...
夏目漱石 「行人」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??