...才氣煥發せる活動家也...
大町桂月 「近藤重藏の富士山」
...顔だちよりも才気煥発(かんぱつ)な表情と態度とにあるのだ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...「攘夷の大詔煥発(かんぱつ)せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...前參政閔泳煥は精神逆上して狂死したるを見るをや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...次で明治八年遂に立憲の聖詔煥發せられたりき故に彼れを稱して立憲政體創造の首功と爲す可き乎彼れ或は愛國社を興し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その友達の名は趙大煥といった...
中島敦 「虎狩」
...その時彼は自分の名前が趙大煥であることを私に告げた...
中島敦 「虎狩」
...さういふどこか才氣煥發といつたやうな風貌は大正七...
堀辰雄 「(芥川龍之介の書翰に就いて)」
...一は変才煥発なり...
正岡容 「寄席行燈」
...蹄の跡より噴泉出でその水を飲む人文才たちまち煥発(かんぱつ)す...
南方熊楠 「十二支考」
...天に照るテダと相煥発(あいかんぱつ)するという思想で...
柳田国男 「海上の道」
...今日の行政長官張煥相の露骨な排外思想は隅隅に行亘り...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...支那軍閥の小さな驕児である行政長官張煥相の如きをして...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...雍は眼をまるくして鄂煥を見た...
吉川英治 「三国志」
...四鄂煥(がっかん)ときては彼よりももっと神経の粗(あら)いほうである...
吉川英治 「三国志」
...裏門へかかった鄂煥は...
吉川英治 「三国志」
...彼の多芸や才気煥発(かんぱつ)な質を見たものか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どこか才気煥発(かんぱつ)の風がある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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