...煙塵が立ち込めているので、外は見えにくい...
...工場から出る煙塵が原因で、周辺の空気が汚染されている...
...火事で建物が燃えた時、煙塵が充満していた...
...道路工事で発生する煙塵は、歩行者や自転車にとって危険だ...
...爆竹が鳴り響いた時、煙塵がたちこめていた...
...騒音と煙塵(えんじん)とにみちた空気の下に...
芥川龍之介 「大川の水」
...彼等は火の光と煙塵(えんじん)の見えないときを待っていたから...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...十米突ぐらいまでの北西の風が帝都の煙塵を吹き払うの頃...
中里介山 「大菩薩峠」
...高観音(たかかんのん)の右に当って、当然、地は長良山(ながらやま)の一角で高層を成しているだけに、市中並びに人馬の喧噪からは相当隔離されているし、そうかといって、煙塵を絶ち、米塩に事を欠くほどに浮世離れはしていないのですから、かりそめの閑者を扱うためには甚だ便利がよいのです...
中里介山 「大菩薩峠」
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