例文・使い方一覧でみる「焼打ち」の意味
スポンサーリンク...処が日露戦争後焼打ちの後ひよつこり青山の家に訪ねて来て... 
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...それから彼等の巣窟たるこの四国町の薩摩屋敷が焼打ちになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゴンドラを焼打ちして水市を破壊し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...講和条約に不満を持った国民が焼打ちを初めた第二夜だった...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...抜刀隊と遊隊の一部で焼打ち...
三好十郎 「斬られの仙太」
...「その繩や藁（わら）が焼打ちに使えるじゃないか」と云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...焼打ちが済んでからでもよくはないでしょうか」「しかし貯蔵所には侍が二十人...
山本周五郎 「風流太平記」
...かよを掠（さら）って来たのはよけいかもしれないがあの人を死なせたからってべつに焼打ち以上の価値があるわけじゃない...
山本周五郎 「風流太平記」
...半兵衛がかよと共に加波山へ現われたこと、渡辺蔵人とかよを争い、焼打ちの夜に、万三郎と刃を合わせたこと...
山本周五郎 「風流太平記」
...それに烏巣焼打ち以後...
吉川英治 「三国志」
...四方から焼打ちをうけて...
吉川英治 「三国志」
...焼打ちされた船艇の木材や...
吉川英治 「三国志」
...「叡山（えいざん）を焼打ちし...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長が叡山焼打ちをやったのと同一筆法で...
吉川英治 「随筆 新平家」
...焼打ちだの田畑の踏み荒しをつづけ合うことを思えば...
吉川英治 「平の将門」
...官衙や官倉の焼打ちは...
吉川英治 「平の将門」
...夜も昼も、いたるところに、暴徒騒ぎと、掠奪（りゃくだつ）、焼打ちが、行われ、「どうなるのか？」と、善良な民をして、ただ右往左往、働く土地も、住む家も、食も失わせるような、悲しむべき日がつづいた...
吉川英治 「平の将門」
...会堂の破壊焼打ちを断行し...
和辻哲郎 「鎖国」
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